いよいよ全国的に梅雨が明け、夏本番になりました。
TOK企画の考え方の中に、『不言実行』があります。
ふげん-じっこう【不言実行】
あれこれ言わず、黙ってなすべきことを実行すること。▽「不言」は何も言わないこと
大切なのは、『なすべきことを実行する』ということです。
私の父は、私が5歳の時に脳腫瘍で他界しました。中学校の教師をしてましたが、父が残した言葉に『子は親の言う通りにはならないが、するとおりになっていく。』というものがあります。
私はよく、相手をリスペクトする姿勢が大事と言いますが、自分を戒める意味もあります。どんな人からも、自分の成長に役立つ学びはあるはずです。
家庭なら子供、会社なら部下など自分が引退したあとの後継者というのはとても大切ではないでしょうか。
正直、このことにもっと早く気付くべきだったと、後悔しているところもあります。
私の母は、介護福祉士の資格を持っています。当時は資格を取るために学科と実技の両方があったようです。今とは、制度も仕事の環境も全く違ったようですが、少しずつ本来あるべき姿に向かっているのではないでしょうか。母は、本当に真面目に仕事をする人だったそうです。
私の母に限らず、黙々と家事や子育てに仕事をこなしてきた世代のおかげで、今の私たちがある事を忘れてはいけませんね。
その姿勢が良かったのか、コロナ禍になる前まで介護施設繋がりでボランティア活動なども積極的にやっていました。もともと、結婚するまで仕事に就いたことはなく専業主婦で、父が他界した後に働き始めています。なので、職場での人間関係なども曲がったことが嫌いで、不器用だったため失敗も多かったようですね。真面目だけれど不器用なところは母に似ているかもしれません。
私は、これから現場に入り少しでも短い距離で、一つ一つの目標や課題をクリアしたいと思います。介護の様々な技術の習得、さらなるコミュニケーション能力向上、ケアプランや介護過程の理解と実践などなど。
自分が行動する事で、その姿を見て共感し同じ方向に向かってくれる仲間ができることを望みます。でも、それをあてにしたり待っていてはダメ。
信用や信頼は、口先で得られるものでは無いと思っています。
日本にたくさんの職人さんがいるのも、『自分がやるべきこと』を極めることが仕事だとわかっていたからじゃないでしょうか。
サプリメントの仕事を通じて
健康であることのありがたさ、病気の予防の大切さなどを伝える仕事であると思っていましたが、自分の未熟さから本来の目的を達成できたという実感はあまりありません。
それでも、たくさんの経験や学びはありました。今思えば、もっとできたことは沢山あったかもしれませんが、これから学べば良いことです。
これからどんな人たちと出会い、成長して行けるのか本当に楽しみです。