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お腹の中

お腹の中の環境
和洋中
その日何を食べたかで、お腹の調子が変わったりします。毎日、同じものが口から入ってくるとは限りませんから、変化はあって当然かもしれません。

お腹の調子が良くなるもの、悪くなるものなど様々です。体質や体調、環境などいろんなものに左右されるでしょうから、一概に『こうすれば良い』とは言えません。ただ、お腹の中の環境は、私たちの内臓だけでなくお腹の中の菌が大きく関わっているようです。

多種多様な菌のいる場所

フローラ
これまでの様々な研究から、『腸内細菌』の中には私たちの身体に有用な菌や、悪影響を及ぼす菌がある事もわかっていて、そのような菌は、善玉菌とか悪玉菌と言われています。
また、菌の種類はとても多いので、一つ一つの特性や相関性を調べるとなると膨大な時間がかかるでしょう。
腸内細菌の善玉菌が優位な時と、悪玉が優位な時でこうした菌の働きや影響が変わることから『日和見(ひよりみ)菌』と言われたりもします。

腸内細菌の研究は、どんどん進んでいるようなのでこの話ももう古くなっているのかもしれませんね。

ビフィズス菌BB536

BB566とは
過去にも何度か書きましたが、小腸と大腸ではそこに住む菌の種類も違います。
『ビフィズス菌』は主に大腸にいる善玉菌です。そして、健康な赤ちゃんから見つかり、30種類程度あると言われるビフィズス菌は、大腸の環境を良好に維持するため『酪酸』をつくったり、『エクオール』と言われる物質をつくったりしています。
ただ、良いビフィズス菌をどんどん摂ればよいという話ではなく、少しずつ悪くなった環境を改善できるようにしていきましょうと言う話です。

難病指定のクローン病や潰瘍性大腸炎などで悩む人も多く、また日本人は特に過敏性腸症候群などが増加しているとも言われていて、これらが大腸がんのリスク要因にもなっています。
これと言った治療法が確立されているわけでもないから(前者は難病ですから)、サプリメントや民間療法なども含め患者さんは、少しでも良くなるよう努力されているわけです。後者に関しては、自分に合わない乳酸菌などによる不調も言われています。

サプリメント販売をする人は、目先の利益の事だけじゃなくこうした方々に寄り添い、より効果的な摂取方法を模索し、情報を集めて検討し提案していく事が大切だと私は思います。
『消費者はわがまま』とか『流行に流される』とか言うことこそ、『販売する側の都合』でありわがままでその時の流行に便乗した最低なビジネスではないでしょうか。

サプリメントの研究や開発は、単に目先の商売の道具ではなく、病気や不調に困る方々の問題解決をサポートするツールであるべきでしょう。

あなたは、毎日お通じがありますか?私は、出るとすっきりしたと感じます。
『呼吸』もそうですが、まずは『出す』を意識して、その後入れます。
『スムーズに出ない』人に、良いものが効率よく入るわけがありません。つまり、サプリメントを摂る以前に、それを受け入れる環境を整えておくことも必要だという事ですね。
正常にお通じがない事による不都合は多くあります。お腹の中の環境は大事にしましょうね。

フェカリス
私は、森永乳業さんが長年研究を続けているビフィズス菌BB536とラクチュロース、ベビーフードなどで有名なコンビさんの乳酸菌エンテロコッカスフェカリス菌のEC-12が入ったサプリメントを紹介してきました。

特殊な菌を偏って摂るよりも、サプリメントの役割としてより自分の体内に普段からいてほしい菌を増やしていきたいものです。過剰摂取によるデメリット記事が多く見られますが、極端な話しで不安を煽るようなものより、正しい情報だけを冷静に読むようにしたいですね。



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