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要領の良い人
世渡り上手とか、要領が良いと言われる人たちは努力してないような言われ方をします。
でも、私はそうは思いません。その人の生い立ちの中で磨かれた『センス』でしょう。
うらやましいと思う事もありますが、これはある程度努力や環境によって変わっていくものだと思います。私は、自分が不器用だと気づいてから、考え方や行動も変わっていったと思います。
不器用のメリットデメリット
私のように要領が悪いと仕事でも中々良い結果が出せません。必然的に準備に多くの時間を費やす事になります。周りの評価が低いと仕事は増えませんから、時間を持て余してしまう事になります。
ただ、その間に多くの知識や学びの経験を積む事で、それが将来的に生かされることもあります。
黙々と積み重ねてきたものは、そう簡単には壊れません。引退された横綱の白鵬さんが、四股を踏む大切さを説いていたのもそう言うことなのだと思っています。
目指すものは
メジャーリーグの大谷選手のように常に見据えるものがある人にとって、まわり道をする事はまた新たな事にチャレンジするチャンスになるのだとおもいます。今年飛躍的に盗塁の数を伸ばしているのもすごいですよね。シーズン前に走力をテーマにされていました。できるできないは、素質やセンスもあるかもしれませんが、やるかやらないかはその人の気持ち次第ですよね。
センスや素質があっても、それをどう活用するのかは自分次第でしょう。
器用な上司、不器用な上司
私は器用な上司や、不器用な上司の下で働いてそれぞれに良い経験をしたと思っています。
器用な上司は、上手に部下を使います。モチベーションを高めたり、仕事をさせるのが上手です。その反面、部下はなかなか育たなかったように思います。依存性が高まり、『できている』と勘違いしてしまう事もあったと思います。
不器用な上司の下では、チームとしての評価が上がらないためモチベーションが下がることも多かったと思います。人のせいにしたり、勝手な行動をとる人や見切りをつけてやめる人なども増えます。逆に、いろんなことにチャレンジできるチャンスが増えたり、問題解決に取り組む意識が高まったりする人もいます。
いずれにせよ、自分の置かれた状況は変化していきます。誰と仕事をするかではなく『自分は何のためにやっているのか』を明確にしておくことが大切でしょう。
これまでエンゼルスでプレーしていた大谷選手が、今年ドジャースでさらに活躍しています。
優勝争いができないチームにいても年々進化を遂げてきたわけです。私たちも、働いている職場の環境より働いている自分が明確な目標を持っているのか、自分に問いかけることが大切なのではないでしょうか。大谷選手のように、明確な目標に向かって進んでいれば転機は訪れるのだと思います。
器用か不器用かではなく、やるかやらないかが大切なのでしょうね。