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寝屋川モデル
みなさんは『寝屋川モデル』と言うのをご存知でしょうか?
私は、寝屋川は知っていますがこれは知りませんでした。寝屋川市は、近隣の門真市や枚方市のように大きな企業がありません。
過去に工業団地のような感じで多くの職人さんなどがいらっしゃった街です。尼崎みたいなダウンタウン的なイメージも強く、バレーボールが強い高校もありますがやんちゃな子も多い街でした。
寝屋川モデルとは、いじめ問題に対して教育現場任せにするのではなく市長直轄の『いじめ解決窓口』を監察課として設置しているものです。これにより、いじめ問題解決の初動を早められるというメリットがあるようですね。ニュースでよく見る『いじめの放置』を減らす取り組みです。
寝屋川の市長さんは、維新の方ではありませんがフットワークが軽くいろんな取り組みをされているようです。前の明石の市長が子育てに力を入れていたり、安芸高田市長だった石丸さんが注目されたりしていますが、地道に地域のために取り組んでいる政治家はきっともっといるのだと思いますね。そういったところにマスコミが積極的に焦点をあてず上げ足ばかり取るのは、とても残念で仕方ありません。
政治家と公務員や官僚
老舗のプライドとか、伝統を重んじるという文化が日本にはあります。
これが、時に改善の妨げになる事があるんですよね。良い取り組みは積極的に取り入れていけば良いのですが、新しいことをするときには必ず『抵抗する人たち』が出てきます。
時に、目的を忘れて自分達のこだわりや体裁に囚われてしまうこともあるでしょう。
例えば、ブランド品へのこだわりとか。時計なんて正確に動いていれば何でもよいという人と『このブランドの物じゃないとダメ』と言う人など。自分の役職や配置にこだわる人が多いのも、古い体制の会社や政治家・行政機関などに多いのではないかと思います。
円滑に業務をすすめてくれるのであればそれで良いのですけどね。
芸能人の話でもよくあるのが、プライドが高く自己顕示欲が強すぎる人が苦労するような。実力が伴わなければ仕事は来ませんよね。性能に気付けばセダンが欲しくなるし、わからなければハイエースで満足します。どんな仕事でも受ける事によってその人の成長につながるし、評価も変わるはずなのにもったいない話です。こうしたことは、いろんな職場であると思います。
今までできなかった理由
先日の選挙で注目される『103万円の壁』問題ですが、これまで何度も問題視されながら変わってきませんでした。今回はどうなるのかわかりませんが、日本を良い方向に変えていく一環としてぜひ実現してほしいものです。
これまでやってこなかった多くの人達からの妬みや、恨みを買うかもしれません。小泉郵政民営化や維新がやった大阪の行政改革など評価される一方で、反感を持つ人も少なからずいるのが事実です。
でも、時代に合わないものは改革するべきで、無策で目先の事だけの意味のない政策がとん挫するのと同じように考えてはいけないと思います。
もちろん、実行までには様々な困難もあるでしょうが、時代の変化とともに変えていかざるを得ないものがたくさんあるのも事実です。また、これまで行政部署やそのリーダーの怠慢によって先送りになってきた課題も多くあります。
自分だけが得すればよいという安易な発想が蔓延しないような教育や発信がとても重要になるでしょう。社会はいろんな人たちの協力によって成り立っているわけですから。権力にしがみつく新興政権が日本を停滞させ、その後の古い慣例政権がまた日本の社会を疲弊させています。
若い柔軟な発想を駆使して豊かな社会を作って行けるようにみんなで協力していきたいものです。