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日々の変化

毎日同じでは無い

ペットマザー
介護の仕事をしていると、日々同じ事を繰り返しやっているように感じることがあります。これは、他の仕事でもそうでしょう。

ただ、季節も変わっていきますし少しずつですが、体も普段使用している道具も『劣化』しています。
先日我が家の給湯器に不具合があって修理してもらうことになりました。同じように、知らないうちに私たちの体の中でも不具合が生じやすくなっているかもしれません。

『老化』とか『酸化』とかいろんな呼び方があるでしょうが、つまりは毎日が同じように見えて同じでは無いということなんですよね。


好転反応という言葉

どんな変化が起きるのかはわかりません。例えば、運動したり食べるものを変えたりしただけで、体に良い変化が出るかもしれません。

でも、それが好転してそのまま良い方向に向かうかどうかは正直わかりません。
いわゆるポジティブになるための魔法のことばみたいな感じだとおもいます。なので、この言葉の使い方も間違えばデメリットになるし、上手に使えばメリットになります。
鍼灸
鍼灸やマッサージなどを行うところでは『施術が失敗した時の言い訳』と捉えられたり、サプリメント業界でもその人にさぷりがあわなかった時に返品やクレームに対応する時の言い訳に使われたりするケースもあり、医療との関係の深い厚労省の見解を見ると『好転反応に科学的根拠は無い』と結論付けています。

医療費
私は、これも医療側の『自分たちに有利に』働きかけているだけの情報であり、実際好転したケースを具体的に調査しているでもなく、問題になったケースだけに注視して医療側の見解だけを基に決めつけているようにも思えます。
こんな風に思ってしまうのも、『好転反応と偽って』商売をしている人たちより、多くの不正が医療業界にあるように思えるからです。

もし、『好転反応』という考えそのものを否定してしまうのならば、変化が起ればすべて『副作用』と言う事になります。皆さんは『副作用』という言葉に良いイメージを持ちますか?悪いイメージを持ちますか?

先に言った『魔法のことば』とはそういう事なんですね。自分たちの主張や、利権なんて私には関係ありません。病気や不調で不安になっている人がどう接してほしいのか、そこがもっとも大切だと思っています。
実際に行った行為自体に明らかなメリットやデメリットが明確になれば指導すれば良い事でしょう。

そうした根拠もなく『証明できないから悪』として、サプリメントや民間療法を叩くような人たちに医療の未来は託せないでしょう。もっと広い視野で物事をみていかないといつまでたっても発展は望めないですよね。


むしろ変化はあるものと思っておくほうが、私は普通だと思います。それは決して悪いことばかりではないでしょう。



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