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感染症対策は

マスクとうがい

マスク
コロナ禍で、マスク生活が長かったせいか外出時にマスクをしないのに違和感を感じるようになった人もいらっしゃるのではないでしょうか? 

ニュース記事では、マスク依存症とかそんな話もありますが、マスクをつけたらつけたで何か言われるしつけなかったらつかなかったでまた不安を煽るような話が出てくるので、あまり気にしないのが1番かと思います。

ただ、医療や介護に携わったり衛生管理の必要な職種なら仕事中にマスク着用は当たり前かもしれませんね。

適度なバランスが必要なのか

バランス
マスクをしてた事で、菌に対する抵抗力が弱くなったみたいな話を聞きますが、私はリロケーションダメージのような、生活リズムや習慣の急な変化によるストレスが抵抗力を下げただけだと思っています。

子ども感染症
特に子供や子どもを持つ親や子供たちへの心身へのストレスは大きかったでしょうし、周囲との接触機会も増加した今、風邪や子供の流行り病が増えて来たのかもしれませんね。
親自身も抵抗力の低下から子供の病をもらってしまうケースもこれから暑くなってくると増えてきそうですね。暑さで体力を奪われたり、ゴールデンウイークや夏休みで生活リズムが乱れたり、プールやクーラーでの乾燥などで菌による感染症とか増加してくるかもしれません。

最近よく聞くのが溶連菌による感染症と子供に多い手足口病です。

溶連菌による症状や原因

上気道 溶連菌
主に溶連菌感染症と言われるのは『A群β溶血性レンサ球菌咽頭炎』で、A群レンサ球菌による上気道の感染症です。

感染の原因としては
① 患者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれる細菌を吸い込むことによる「飛まつ感染」
② 細菌が付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」
③ 食品を介して細菌が口に入って感染する「経口感染」があります。


症状としては
38℃以上の発熱
咽頭発赤
苺状の舌等があります。熱は3日から5日以内に下がり、1週間以内に症状は改善しますが、まれに重症化し、喉や舌、全身に発赤が拡がる「猩紅熱(しょうこうねつ)」に移行することがあるようです。

発症時は抗菌薬での治療を行います。腎炎などの合併症を防ぐため、症状が改善しても主治医に指示された期間、薬を飲むことが大切です。特に高齢者は腎盂腎炎などをおこしやすいので、細菌による感染症は怖いです。お盆の帰省や施設などへの訪問の際には気をつけましょうね。

発症したら、喉の痛みがひどい場合は刺激を和らげるように、柔らかく薄味の食事を工夫し、水分補給を心がけましょう。栄養をとって睡眠をとり体力を早く回復させたいですね。


手足口病と抵抗力

teasi
手足口病はウイルス性の感染症のひとつで、原因ウイルスはエンテロウイルスやコクサッキーウイルスです。これらのウイルスには複数の種類があります。
複数の種類のウイルスが原因になるので、手足口病には抵抗力の弱い5歳以下の子どもが感染することが圧倒的に多く、大抵は子どもの頃にかかって免疫をつける感染症です。
人の体はある程度の戦い方を覚えたら応用がきくんでしょうね。元々は1つの菌やウイルスに一つのワクチンみたいな考え方なのだと思うんですけどね。人の体は臨機応変に対応できるよう成長して行くのかもしれません。
また、例年6~8月に流行する「子どもの三大夏風邪」の1つといわれています。私も小学生の頃になった記憶があります。『手足口病』という奇妙な名前にインパクトがあったから覚えているのかもしれません。

感染経路は主に三つです。

感染経路
飛沫感染
感染者の唾液には手足口病のウイルスが含まれています。感染者の咳やくしゃみにより、ウイルスを含む飛沫が飛び散り、その飛沫を鼻や口から取り込んで感染する「飛沫感染」です。

この飛沫感染は、咳やくしゃみだけに限らず、近い距離の対面で会話することでも成り立つ可能性があります。声を発する行為は同時に口から多くの飛沫が飛ぶため、近距離での会話では飛沫感染を起こす可能性があります。

とくに保育園や幼稚園などの集団生活の場面では、子ども同士や子どもと大人との距離が近くなりやすいため、飛沫感染に注意する必要があります。

接触感染
手すりやドアノブなどモノに付着した飛沫に手が接触し、その手を介してウイルスを目や鼻から取り込むことで感染したりします。
人が触れることが多い手すりやドアノブなどはこまめに消毒をして、触れた場合は手洗いを忘れずに行いましょう。

糞口感染

手足口病は飛沫感染と接触感染が多いのですが、「糞口感染」でも感染が広がることがあります。

この「糞口感染」というのは、感染者の便から排出されたウイルスが何らかの経路で口に入って感染することをいいます。おむつ替えの際は手にウイルスが付着している可能性があるため、処理後は常に手を清潔にしておくことが大切ですね。

今年の夏は猛暑になると言われています。
暑さに負けない体力と抵抗力をつけて元気に過ごしましょう。


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