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紅麹の続報

小林製薬の紅麹サプリ

企業の考え方は様々だと思いますが、大企業であろうと中小であろうと関係ありません。
お客様に対して誠実な会社と、そうでない会社は社風や組織の体質なのだと思います。

小林紅麹0324
小林製薬さんは、サプリメントの開発や製造管理においてどのような意識でいたのか。また、販売に関する営業や企画はお客様に対してどのような思いで接していたのか。

紅麹続報0326
問題が起きた時に、周囲がどのような目で見るのかは日ごろの行いの積み重ねだと私は思います。利用していた人たちは、信用して購入されているわけです。商品の向こう側にいるお客様の顔を想像できるかどうかですね。私は、対面でお客様にサプリメントをすすめることが多かったので、余計にそう感じます。ただ、残念ながら『売る事』ばかりに囚われてしまうと本来の目的を見失ってしまう事もあるでしょうね。
サプリ
サプリメントの仕事に20年以上携わってきて、お客様に対しても取引先に対しても誠実な会社、不誠実な会社どちらも見てきました。勤める会社の中で誠実な対応を心掛けていましたが、実際のところ不誠実な対応になっていたこともあるとおもいます。

企業の責任とは

夢を届けるとか、社会に貢献するとか聞こえは良いですが、その前に必要なことがあります。
お客様や取引先、そして社会に対して誠実である事、迷惑をかけない事です。
327紅麹続報
リスク承知で取引先は原料や商品を購入していた訳ではありません。良いことを言われて、それを信じて使用した結果こんな事故に巻き込まれたということなので気の毒な話です。
まあ、行き過ぎた健康便乗商法への戒めにはなるでしょうけど。

紅麹回収命令328
結果的に、『自主回収』ではなく行政から『回収命令』が出る事になりました。
前の記事にも書きましたが、信用は壊れるのは一瞬です。本当に残念なのは『紅麹』やその成分のことがこういった形で世間に広まったことですね。

紅麹安全性
記事にもあるようにグンゼが手掛けていた紅麹原料は、本当に良い製品でした。個体培養法やシトリニンを作らない菌株、モナコリンKについての見解など本当にグンゼと言う会社の素晴らしさを感じていました。
小林製薬への移行に不安もありましたが、当初グンゼの工場やスタッフを引き継いでという話で安心していたのですが。

こんな形で紅麹の信用が落ちてしまった事は残念です。