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脳神経の働きと中年太り

『太る』イメージ

不摂生 肥満
『肥満』とか『太っている』というとどうしてもだらしないイメージを持ってしまいます。
中年になるとだらしなくなるわけでは無いでしょうが、気になります。
体重
また、体重が増加することが肥満では無いのですが、体重計にのると加齢とともに病気のリスクが心配になってきます。

世界的な肥満の増加

ALLI
大正製薬が発売した『alli(アライ)』は、肥満症の治療薬と言う事で注目されています。
脂肪の吸収を抑えるとか脂肪を燃焼するとか、ダイエットや生活習慣病対策として様々なサプリメントが販売されています。そうしたニーズを見越したところもあるでしょう。

新タイプの肥満症治療薬の利用者が、「肥満大国」とされる米国を中心に世界で急増している。日本でも今年2月22日に発売。2030年までに市場規模が1000億ドル(約14兆5000億円)と16倍に成長するとの予測もあり、世界経済を揺るがし始めた。


私たちはロボットじゃないんですから、薬品で脂肪の吸収を抑えるとか外に出すとかいう考え方はいかがなものかと思います。でも、そうしないといけないくらい問題なのでしょうね。

治療薬は、使用している間は食欲が抑えられて痩せるが、やめるとリバウンドするとみられています。実際のところ、海外では薬を手放せなくなり、長期的に売れ続けると見込まれていることが、市場急拡大の期待につながっている面もあるそうです。結局は『売る』ことが目的なんですね。

脳神経の働き

ファストフード
太ってしまう事で、内臓や関節などに負担がかかりQOLの低下につながる可能性があります。また、代謝が悪くなり脂が溜まると様々な病気に繋がります。これはまた別の機会に書きましょう。

中年太りと脳
中年太りの原因の一つに脳神経の衰えがあることが名古屋大学の研究でわかりました。
中年以降、太りやすくなる「中年太り」について、名古屋大などの研究チームはラットを使った実験で、代謝や摂食をつかさどる脳の視床下部にある神経細胞の「一次繊毛(せんもう)」という部位が加齢などで短くなることが原因と突き止めた。ヒトにも同様の仕組みがあるとみられ、肥満が引き起こす疾患(肥満症)の根本治療につながると期待される。論文は3月7日、米科学誌セル・メタボリズムに掲載される。


この「一次繊毛(せんもう)」は、加齢によって衰えやすくなるようです。脳神経については、以前GABAの話の中で何度か書きました。
ストレス緩和に『YASURAGI』

ストレスや暴飲暴食を含む不規則な生活習慣は、脳神経にも悪い影響を与えます。そこの予防対策が大事だと思います。
新聞やネットの記事には少し難しい書き方をしていますが、食事を制限すると「一次繊毛(せんもう)」の減退を抑え、再生を促すこともわかったようですね。

『これ食べたら一次繊毛がふえまっせ~』みたいな怪しいサプリメントには注意しましょう。



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