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少子化問題の根本的原因は
同性と異性があるのは当たり前のことです。やはり、同性には同性への異性には異性への意識をするのは当然のことでは無いでしょうか。
日本の文化の中で『性』の捉え方にはいろんな問題があったかもしれません。『男尊女卑』や『女人禁制』などが良く知られるところでしょう。
時代背景を考慮し伝統文化の継承を尊重しながらも、今は少しづつ変化が起きています。
『パワハラ』『セクハラ』など時代とともに『悪しき慣例』を無くしていくという考えかたは人間社会の成長だと思います。教育現場などの改革がもっと早く進むことを願います。
ここで忘れてはいけないのは『相手の気持ち』を尊重すると言う事です。
古い風土を変えられないのは、戦後ろくな教育を行ってこなかった教育行政の問題だと思います。
過剰に、そしてマイナスに性を意識させた結果、歪んだ性への認識が広まったように思います。
女の子と手をつなぐだけでからかわれたり、噂されるのが嫌でこっそり付き合うなんてことも多かったですね。
恋愛観も一途であることが美徳とされていますがこれもマスコミが作り上げたものでしょう。そうすれば、誰かを非難する時に複数の異性との交際などを『悪』と報道できますから。
それは『犯罪』ですか?
マスコミ報道などを見ていると、辛辣な表現で政治家や芸能人などの不祥事を批判するコメンテーターなど、相手の気持ちを考えない人の発言を取り上げることが多いように感じます。
特に、有名人、政治家、特に女性に対しての倫理的不祥事(不倫・浮気など)へのマスコミの扱い方は酷いものだと感じます。
それを見て、あなたは気持ちよくなりますか?心がスッキリ晴れますか?
仮面ライダーにやっつけられる怪人と、不祥事を起こした人とは違うんです。悪いことをした人を懲らしめたい気持ちはわかります。でも、それをするのは私たちではありません。事情を知らない素人が偽善でやる事じゃないんです。公的立場であっても人は人なのです。
個人的な問題は個人の事であり、マスコミが干渉する必要はないでしょう。『なんでそんなことまで聞くの?』と、今では『モラハラ』にあたるような行為を世に広めたのは『ワイドショー』や『週刊誌』でしょう。一方的な自分たちの『決めつけ』で発信している事もあります。
テレビ離れ、新聞雑誌離れの原因はここにあると思うし、『性』に関する歪んだ発信やネガティブな報道によって、『結婚は面倒』とか『家族を作るのは大変』という印象が強くなっているのかもしれません。
一方で、サザエさんやちびまるこちゃん、クレヨンしんちゃんなどはなぜ長く続くのでしょう?
夫婦関係や家族間のトラブルなども出てきますよね。でも、家族同士の助け合い思いやりを感じる事の方が多いのです。
帰る場所があるということは、叱ってくれたり助けてくれたりする場所があるということでもあるのです。
こうした発信を軽視し、マイナスなことばかりを目にしたり耳にしていると、将来結婚する事や家族をもつ事への関心が無くなる事、異性への関心が無くなる事も当然かもしれません。
今の自分があるのも、命を繋いできたご先祖さまがあっての事です。人を好きになるという事、結婚するという事、家族を持つという事の意味を一度考えてみましょう。
人の持つ優しさや美しさや面白さ、パートナーと何かを作っていく達成感や充実感、家族をもって知る慈しみや愛しさ。こうした経験や感情が人を成長させるのではないでしょうか。
未来を担う若い人たちが安心して家庭を作り豊かな社会を作って行けるように、『性』に対して今の私たちが正しい行動をする事が大事だと私は思います。