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豚肉

豚は万能食材

我が家でも活躍する豚肉ですが、その栄養や働きも優れたもののようです。
とんてき

豚肉は「陰」を補う食材と考えられていて、乾燥が原因となって起こる不調から胃腸の働きを改善し咳を抑えたり、肌のかさつきなどに効果的で、体の調子を整える食材として扱われています。

[体質]気虚、血虚、陰虚

[性味]甘鹹/平

[帰経]脾、胃、腎

[効能]滋陰、補気、補血、補腎

[作用]空咳、便秘、体力回復、滋養強壮、乾燥肌、喉の渇き、貧血


豚肉
食べる事は元気の源だという典型的な食材だと思います。様々な部位で様々な切り方で和・洋・中華様々な食べ方があります。牛肉より家計にも優しく、鶏肉よりジューシーで美味しくいただける万能食材でしょう。
豚丼
豚丼でわかるように、玉ねぎとの相性も良いですね。酢豚や炒め物にも豚肉はよく使います。精神的な疲れにも肉体的な疲れにも効果的です。

トン汁 鍋
豚汁のように、汁物としても食べられます。鍋料理の具材にも良いですね。
我が家でも、キャベツと豚肉を重ねて煮る『ミルフィーユ鍋』を作ったりします。
肌の乾燥
寒い時にはのどや肌の乾燥が気になります、寒いこと自体がストレスとなりますから、豚汁に香辛料をくわえたりきのこを入れたり具たくさんにして食べるのも良いですね。

画像 トンテキ四日市
また、これから暑くなってくると汗をかき体力を消耗しやすくなります。春になると、肝のバランスが不安定になるので、豚のレバーで炒め物をするのも良いですね。貧血気味な方にも良いでしょう。また、四日市名物ですがトンテキもお勧めです。我が家でも夏場は鍋よりトンテキや炒め物にすることが増えます。

煮込む スペアリブ
豚の角煮や、スペアリブを使って煮込みなども良いですね。
香辛料や調味料で五味を調整したりして合わせる具材で五性のバランスを整えたりするのにも便利なのが豚肉だと思います。

こうして、利用方法が多岐に及ぶ豚肉です。以前はとんかつや串カツなどメタボの元凶のようなイメージで発信されることも少なくなかった食材ですが、実際にはタンパク質や脂質、ビタミンやミネラルも豊富な万能食材です。

食材の性質や特徴を生かして、美味しく正しく食べたいですね。



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