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小澤征爾さん
小学生の頃、一度だけ生で見たことがある気がします。写真にあるボストン交響楽団のだったと思います。もう30年以上前の事です。当時は日本人なのに海外で活躍する指揮者なんて珍しかったのでしょうね。
レジェンドと呼ばれる人達は何がすごいかと言うと『前例のない』事にチャレンジしてきた人たちなんですよね。そして、その後多くの人達がその人のチャレンジの後を追ってきているということです。
音楽家でも、料理人でも、スポーツでも世界に果敢に挑んでいく人がニュースになります。
渡辺謙さんや千葉真一さんなど俳優さんもいますよね。
野球なら野茂さんやイチローさん、松井さんや大谷さんもそうです。サッカーの三浦カズさん、車いすテニスの国枝さんや、バスケの八村さんなども。後に続く若い人たちもどんどん果敢に挑戦していますよね。
一歩踏み出す勇気
敷かれたレールの上であっても、前に進むには勇気がいります。ましてや、道なき道を進むのはとても勇気がいりますよね。道に迷って、道を外して困った経験をすれば余計に前に進むのが怖くなるでしょう。それでも前に進まないと、先には行けないんですよね。
最近、『スタートアップ企業』を応援しますと言った話を良く聞くようになりました。
独立や起業を目指す人たちは昔からいましたが、今はそうした新たな挑戦がやりやすくなっているみたいですね。人の役に立つであろういろんなアイデアを実現しようとすることは良いことだと思います。でも、スタートアップ企業の90%は5年以内に消滅するという厳しい現実もあります。
自分の思いが社会に響くかどうかはやってみないとわからないでしょうからね。
レジェンドから学ぶこと
やってみる事は大切です。若いとかそうでないとかは関係ありません。私は50を過ぎてから介護士を目指しています。医療や福祉に関する資格は取れる限り取りたいと思っています。
レジェンドと言われる人達は、いくつになっても何かにチャレンジされています。現役を続ける事もそうですが、それに準じた活動をされている方もいます。
『若い頃の苦労は買ってでもしろ』と言われます。失敗や苦労はいくつになってもありますが、歳をとると回復するのに時間がかかります。肉体的にも精神的にもです。なので、出来るだけ早いうちにダメージを経験しておくことをおすすめします。
私は、本当に嫌だと思う事を乗り越えてはじめて人は成長すると思っています。逃げ出したくなるような仕事の失敗や、人間関係などの後悔、死別など悲しいことや嫌なことは世の中たくさんあります。でも、避けて通れないんですよね。
特につらいのは、人からの非難や批判、取り返しのつかない失敗など。
そういった問題は、『誰もやったことが無いこと』や『自分が知らなかった事』ことには必ずついてきます。でも、それを乗り越えたときに自分の本当の成長が待っているかもしれません。
順風満帆で成功した人などいないでしょう。何かにチャレンジするならたくさんの『嫌なこと』を乗り越えて大きく成長したいですね。