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怪しい話と正しい話

物知りと言われて
本棚

新年を迎えました。昨年義父が他界しましたので喪中のためお正月のお祝いはありません。

新年最初の記事は、このブログのテーマでもある『正しい話を伝えていきたい』からスタートしたいと思います。

知識を増やすことは、人に自慢するためではなく役立たせることが目的です。
必要な知識は蓄えておき、それを活用する時が来れば使えばいい。埃がつきわかりにくくなることも古くなって書き換える必要がある場合もあります。

やりたいことや興味を持ったことがあれば、今は以前より格段に早く調べられるようになりました。
本屋さんに行けば、おもしろそうな書籍もたくさん売っています。インターネットは残念ながら、きっかけにはなってもそこで学べることは少ないし、有料サイトは長い目で見ると不要なものが多い。

広く浅く学べる環境がインターネットの環境だと私は思っています。きっかけづくりにはなるでしょう。以前は、雑誌や新聞がその役割を担っていましたが、人材不足なのかその地位をネット環境に奪われてしまいました。雑誌や新聞もネットも取材内容が浅かったり同じ事ばかり書いていたり、私たちが知りたい本質からズレていたり。

電子辞書
物知りにも同じことが言えます。余計なことは話さない、聞きたいことだけをわかりやすく教えてくれる人を物知りと言うのだと私は思います。『この人に聞けばよい』と思われる人は、けっして電子辞書のように何でも出てくるわけではありません。相手が聞きたいことや知りたいことを直接説明するだけじゃなくて、相手がなぜ知りたいのかを汲んで話をするので、わからない事をわからないと言っても、誰に聞いたら良いかとかそれなりの考えを言ってくれるので『この人に聞いても意味が無い』とは思われません。

便利な世の中

スマホ
さらに携帯電話スマホの普及で、いつでも情報を手に入れられるようになりました。
ところが、検索サイト側も私たちの『情報』を利用します。ニュースや目に入る広告などには、私たちがいろんなサイトを利用した『情報』をもとにビジネスに活用されています。ネットを開くと自分が見るであろう情報を広告や目を引くところに出すように仕掛けられています。なので、スマホばかりに頼ってしまうと偏った情報にだけ特化してしまうリスクもあります。

学ぶこと

学び
学びと言うのは、人の役に立つため社会の役に立つためのものだと私は思っています。
なので、正しく学び正しく伝えないと、伝えた相手に迷惑をかけてしまいますよね。週刊誌などを私が嫌うのは、意図的に人を貶めたり自分たちを正当化するような事を主張するからです。

だから今は、ネットを利用して誰でも同じように人を貶めたり、人の気を惹こうと誰かに迷惑をかけるような行為を平気でする人や自分の利益のために間違った情報を流布するような人まで出てきたように感じます。
これが、情報の怖さだと思います。『プロパガンダ』は政治だけの話ではありません。
知らないうちに浸透していることの方が怖いのかもしれませんね。

つじつまが合うか

数字の情報
数字で書かれているものは信用しやすいですが、その数字の出所がどこなのかわからない物には注意が必要です。ねつ造だってあります。信じられる情報か否かは、発信する人とそれを見る人の信頼関係が必要でしょうね。

何故教えてくれたのか

マルチ
私が調理師をやめるきっかけの一つでもあったのが、マルチ商法に部下がはまってしまった事でした。『アムウェイ』というものでしたが、私は彼の話にとても違和感があり、そちらを断ち切ってもらおうとしましたが無理でした。さらに、会社からは自分まで疑いをかけられてしまう始末で。

うまい話なんてありません。そんな話をもってくること自体をまず疑うべきです。必ず、つきつめて話を聞けばつじつまが合わなくなります。そして、『信じてくれないならいいよ』というのが捨て台詞です。今は、これがもっと巧妙になっているようです。大学生や新卒の子供さんをお持ちの人は気を付けた方が良いです。

まだ、週刊誌などの方が『注意をひいてたくさん売りたい』という意図がわかりやすい。
表向きはまるで民意を代表しているような事を言いますが『知る権利』をふりかざして金儲けをしてます。

自分に返ってくる

自分のしたことはまた自分に返ってきます。騙せば騙されるでしょう。助けたら助けられるかもしれません。そういうものでは無いでしょうか。
困ったから助けてほしいと思っても、すぐに助けてくれる人はいないかもしれません。
でも、何とかしようと頑張っていると不思議となんとかなるものです。私はそう思いました。多分、本当に大変な苦労をした人ならわかるのではないでしょうか?
そこで、人はまた一つ成長するのだと思います。『窮すれば変ず』ですね。


人をみる目

澄んだ水
真面目に取り組んでいると、もう一つ良いことがあります。

人や会社などを見る目が養えます。そして、相手に対して余計なことを言わなくなります。
モヤモヤした気持ちが晴れて、愚痴や批判をしたくなる事が減ります。そうすることで、周りから『正しい話』が聞けるようになります。

私がそうだったので書きました。心が澄んで行く感じです。

仕事や人間関係でもし不満や不安がある方は、今よりもっと仕事や相手との関係に真剣に取り組んでみましょう。かならず何か変わると思います。