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弊社取扱い『紅麹』製品についてのお知らせ
2024年03月23日
本商品の原料に関しては、今回の報道の原料バルクでない事が確認できましたので、お知らせいたします。
この度の報道が、ご利用のお客様及び販売店様へ不安を与える結果となったことは大変残念に思います。
今後とも、安心・安全とともにサプリメントのご案内を行ってまいりますので引き続き、宜しくお願いいたします。
小林製薬が販売する紅麹サプリメントによる健康被害報道について
『腎疾患』と『健康被害』と言う話だけが先行し、混乱が生じていますので取り扱っている製品に関しての情報を発信させていただくとともに、今回の問題点について補足しておきたいと思います。
まず、医薬品やサプリメントの分析などに疎い医者や薬剤師の知ったかぶり発信に気を付けてください。成分に関する情報はそもそもろくに食品衛生や栄養学を学んでいないこの人たちの専門分野ではありません。
過去に、薬剤師さんとサプリメントの話をしたことは何度もあります。結局、利用者さんが薬剤師さんに雑誌や週刊誌で見たり聞いたりした健康話をして薬を拒否したり、症状が悪化していたりというケースがほとんどでした。よっぽどおかしな販売員や販売店でない限り、サプリメントで病気が治るとか、薬を飲まないように言う事はありません。
それでも、メディアによるネガティブ報道はなくなりません。人の不安を煽ることは、多くの視聴率を集め、雑誌などの購買数を上げる常套手段だとわかっているからでしょう。
過去には、ウコン、納豆、クロレラやアガリクスなど、本来は健康維持増進に役立つものでも、売り手のモラルや情報発信者の知識不足によって受け取る側に誤解を与え、健康被害が出るケースもありました。その都度、食材や成分自体が悪いような情報がたくさん発信されました。でも、本当にそのサプリメントや原料に問題があるのでしょうか?摂り方や、タイミングを間違えば、薬だろうが食べ物だろうがマイナスに働くことはあります。
今回は、『腎疾患など』の悪化が『紅麹成分を配合したサプリメント』を摂取した計13名から報告されているという趣旨のものです。最終的な報告があるまで注意が必要です。
紅麹には一部のものにカビの成分『シトリニン』という発がん性のある物質が検出され、欧州では食品としての使用が禁止されているというケースもありました。
小林製薬の紅麹は、もともとグンゼの品質管理ノウハウをもとに製造された大変品質の良いものだったはずなのですが、工場の閉鎖や移転などもあったようなので現在はどうなのかわかりません。ただ、これまでの品質管理上の問題や、体質などが関与するシトリニンやスタチンの関与は認められなかったとも報告されています。
要するに、紅麹を食べたら健康被害がでるという話ではないという事です。
マスコミの報道では紅麹自体が毒のような報道になっていますが、それは間違っていますし、今回の製造過程で『何らかの未知の成分が混入したした可能性』という点を軽視した報道になっているのは、不安要素が軽減されて関心が薄れる事を懸念して『意図的に』報道していないからのように感じます。
自主回収が行われるのは健康被害が報告された製品ロットの話です。
『疑わしきは摂るな』ということなので、紅麹を食べる事自体に不安を感じるなら結論が出るまで食べないようにしたら良いのではないでしょうか。
食べる食べないは、最終的に消費者が判断されることです。正しい内容は発信しますが、不明な点やあいまいな話を『これが正しい』と主張することは嘘になりかねないので私はやりません。
一つ言えるのは、製品に関する知識のない人たちが、専門家のような口調で一般の方々に誤解を与えるような販売方法をすると必ずトラブルは起きるという事です。たかが健康食品と言っていた医者も、躍起になって批判してますが的外れな話が多いです。
ちなみに弊社取扱いの製品に対象ロットの原料は含まれていない事が確認できました。ただ、今後の検証の結果次第で原料や成分を変更した商品リニューアルも検討しないといけないかもしれません。
お客様と真摯に向き合ってきたお取引先へのサポートを優先して今回の事例には取り組んでまいります。