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お金を借りるという事

マイナス金利

マイナス金利解除0320
最近ニュースに良く出てくるのが、円安とマイナス金利の話です。
お金にあまり縁のない私にはあまりピンとこない話ですが、『お金を借りる』と言う事はビジネスの上でも大切なことです。
利息とか利子とか金利とかいろんな言葉が出てきますが、本質的にはどれも同じものです。単純に思うのは『借りた時』は利息をたくさん払う仕組みになっているのに、預けた時にはほとんど利息か付かないのはおかしくないですか?

マイナス金利って、単純に考えれば預けたお金が減りますって事になります。
金利
ただ、この政策自体は私たちに対してのものではなく、私たちにお金を貸したり預金を預かる銀行に対してのものです。私がよく社長さんなどから聞いていたのは、『本当に貸してほしい時に銀行は貸してくれない』という話です。お金に困っている人にお金を貸しても返ってこないかもしれないからです。
金利2
だから、お金を持っている人に借りてもらって利息を稼ぐという事なんですね。また、バブルなどで大きな損をした銀行は、預金者に対して利息を低くして『借金』を増やさないようにしています。日銀が決めた『金利』が低い限り銀行が金利を高くする筋合いは無いわけですね。
おかね
もちろん、金利を上げられると困る人もいます。ローンを組んだり借入などで銀行から借金をしている人たちです。

借り得
借金
ただ、実際のところは銀行と個人のやり取りだけでは無い部分もあります。
法人であれば、倒産すれば個人の資産まで取られることはありません。また、自己破産して他人名義でまた会社を作ったりする人もいます。そして、また借金をして使い込んで倒産させたりするわけですね。
経理
会社を倒産させる手続きなどで儲けている人たちもいます。『借りれるだけ借りたらいい』みたいな考え方は、私は間違っていると思います。

貸す人と借りる人

破産
お金の工面をしないといけない時、お金を貸してもらえるのはありがたいことです。
ただ、良く考えて借りないと利息を払うだけで精一杯になってしまうこともあります。
カードローンで自己破産してしまうとか言う話は聞いたことありますよね。借りた相手が悪ければひどい取り立てに合うようなケースも聞くでしょう。

借りる人も、開き直ったり感覚が麻痺して銀行や貸した人に対して不義理を行う場合もあるでしょう。『借りる時のえびす顔(又は地蔵顔、返す時の閻魔顔』という言葉もあります。

犯罪
お金への執着が様々なトラブルを引き起こすことも少なくないでしょう。
自然界のものはすべて私たち個人のものではありません。お金だって今自分のところにあるだけで、使ってどこかへ行くものです。何か良いことをすれば、自然と自分のところにも集まってくるでしょう。
汚れたお金
無理やりかき集めれば、自然とこぼれ落ちてそれを目当てにする人ばかりが集まってきます。
おかしな人ばかりが集まってくると、何が正しくてなにが間違っているのかわからなくなります。そんな犯罪の話が近年増えたように私は感じます。

puro
金利の上げ下げなど、金融のプロに任せておけばいいのだと思います。興味があればやればいい。ただ、私たちが正しくお金を使うことが出来るようなお金の仕組みは作ってほしいですね。
一部の人達だけが潤うような仕組みでは社会は良くならないでしょう。

誰もが頑張っただけの対価を得られる仕組みこそが、豊かな社会をつくるのではないでしょうか。