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超高齢化社会とは

高齢化社会の問題って?

道頓堀
阪神タイガースの優勝で盛り上がった大阪ですが、ここでも高齢化の波は押し寄せています。
大都市のイメージはありますが、人口の減少、特に若者が減って高齢化が進んでいるのが現状です。

大阪府の65歳以上の人口は8年前の調査の段階で26.1%です(2015年)。つまり、大阪の4人に1人以上が、65歳以上になっておりこの数はさらに増加しています。

大阪高齢化
国連では、高齢者(65歳以上)の人口が7%を超えると『高齢化』社会と言いますが日本の自治体の多くはこれをはるかに上回る『超高齢化』社会に突入しています。上記のとおり大阪はすでに8年前に26.1%ですから、高齢化問題への取り組みが急がれるわけです。

大阪 介護の課題
福祉行政に力を入れようと思えば、当然お金がかかります。
大阪は、日本で最も要介護認定を受ける人の割合が高く、介護保険の被保険者1人当たりの介護費が最も高額になっています。介護を必要とする人が全国平均と比較して多いという現状は、大阪府の課題と言えます。ただ、この課題を解決していく事こそが日本の福祉行政に明るい未来を作っていける事だと私は思っています。

これからの福祉
もし、介護が破たんしてしまったら子育て支援や働き方改革どころではありません。これまで、医療が負担していたものが高齢化によって負担しきれなくなったのが今の社会の現実なのです。こうしたことを予想できずにあいまいにしてきた政治家や行政のリーダーの問題もありますが、今更そんな事を言っても仕方ありません。

おかね
にもかかわらず、『経済成長』とか『子育て政策』とか言って給料増やせば何とかなる的な安易な考え方だけで日本の政治が回っているのは残念です。未来の無い人たちに未来の事を任せていてはだめですよね。地方の行政にも同じことが言えるでしょう。

ゆずりあい
大阪はモノづくりの街と言われますが、その根底にある発想は『人の繋がり』や『豊かな社会』にあると思います。必ずしもすべてが良い行いで、間違いが無いわけではありません。
海の時空 時空館

それでも、果敢に前に進もうと頑張っている吉村知事や横山市長を見ていると、橋下さんや松井さんがやってきた維新の方々の『大阪愛』を感じます。これを、未来のある若い世代の人達がどう感じ取ってくれるか。

昭和の会社
古い考え方に固執して妬みや自分の損得ばかりを考えている大人によって間違った方向に進んでしまわない事を心から願いつつ、自分も若い人たちのお手本になれるよう努力しないといけません。

舵取りを間違うと、不正が横行してしまうような危険もあります。
それは、大阪に住む方々の良くも悪くも素直で正直な風土なのだと私は思っています。