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心臓の病気

大相撲

私は、小さいころから祖父の影響もあって大相撲が大好きでした。
千代の富士関が横綱になった頃くらいからよく覚えています。

無敵の大横綱というイメージでした。ルックスも『ウルフ』を呼ばれかっこよかったですね。
その大相撲の中で、『井筒三兄弟』と言われた鶴嶺山・逆鉾・寺尾関。
井筒さん兄弟
中でも両差しの逆鉾関とつっぱりの寺尾関が好きでした。
2019年に58歳の逆鉾さんがすい臓がんで亡くなり、2020年に60歳の鶴嶺山さんが心不全で亡くなり、先日錣山(しころやま)親方の寺尾さんがうっ血性心不全で亡くなられました。
錣山親方2

寺尾関の病気

錣山親方1
うっ血性心不全とは、心臓のポンプ機能が弱り、充分な血液を全身に送れず血液の滞留(うっ血)が起こってしまった状態です。呼吸困難や倦怠感、むくみなどが生じます。悪化するとこうして亡くなる事もある病気です。

高齢化によって

超高齢化社会を迎え、うっ血性心不全の患者さんは、急激に増加すると予想されています。
うっ血性心不全の原因には、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患(虚血性とは、血液が不足した状態のことです)、高血圧、弁膜症、心筋症、心筋炎、先天性心疾患、不整脈などがあります。
加齢とともに上記の循環器疾患リスクは上昇します。


血管への負担を

心筋梗塞
動脈硬化の進行が血管への負担を大きくするため、高血圧や脂質異常症(コレステロールなど)の予防や改善は大切です。特にうっ血性心不全は、慢性的に経過するため、なかなか病気であることが自覚できないそうです。進行し、呼吸困難や倦怠感の増大など、生活の質が損なわれるようになって、初めて医療機関にかかる人が多いようですが、重症化していればいるほど、治療は難しく、予後も不良な病気です。加齢とともに危険度も高くなるようですね。

息切れや足のむくみなどは、頻度の多い初期症状です。
私は、コレステロール数値の改善のためになる本物のサプリメントをご案内してきました。
ただ、もしそうした症状が現われたら、自己判断でサプリメントや薬に頼る前に、健康診断や専門医での受診をお勧めします。その上でのサプリメントや予防・改善策です。

早め早めに適切な治療を受けることが肝心ですね。



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