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薬の役割とは

深刻な医薬品の不足


9月の『夏風邪』記事で、今流行っているウイルスの事を書きました。その後もコロナやインフルエンザなど感染症が増加しています。


薬不足

製薬メーカーの不祥事や、子供の感染症も重なって咳止め薬や解熱剤などが慢性的に不足しているようです。


余分な薬を海外から大量購入して損したり、コロナ時のマスクの在庫管理が出来なかったり、スピード感と対応の力のない行政と民間の仕事の質の差は広がる一方のようにも感じます。


第三のビールの酒税、薬価の引き下げなどは民間企業の努力を妨げる要因になっています。どんなに規制しても、『利己主義的』な会社は変わりません。いたちごっこを繰り返している間に振り回される社会は疲弊しています。

あまりにも露骨に規制すると民間も行政に対して協力しなくなるのではないでしょうか。


記事にもありますが、『利益の出ないものをわざわざ作らない』です。

作った人たちに何か恩恵はありますか?

だから、行政の担当部署や省庁が企業にも国民にもプラスになる方法を考えるべきだと私は思います。幅広い意見を取りまとめて、国民の生活に安全と安心を届けるのが行政の役割ではないでしょうか?


残念ながら、今は一部の人達だけにプラスに働き国民に不安や負担を与えているような社会制度になっているように感じます。

行政側に都合よく解釈されている事と、今の生活に合わない古い制度をそのままにしていることが問題ではないでしょうか。



薬の効果


医薬品

日本の医薬品は、品質管理や研究において海外から見ても『安心・安全』を感じられるのだと思います。日本のモノづくりの力は医薬品にも及んでいるのでしょう。


薬不足2

ところが、製薬会社は様々な不正をおこし、行政処分を受けたりしています。

その結果、営業停止になると供給がストップしてしまうわけです。

いつ、薬がたくさん必要になるかわかりません。


代わりがいないのは、育ててないからです。寡占化の弊害でもありますよね。


コロナでバイトをどんどん辞めさせて、いざ忙しくなったら戻ってくれないから店が開けられないようなものです。

そうならないように、国や行政があらかじめ対策をしておくことが必要なのだと私は思います。足りなくなって、あわてて作りなさいと言われてもできるわけないでしょう。


民間の対処療法や、サプリメントなどの医薬品の類似成分にまで厳しい規制をかけてきた結果、『医薬品』が無いことがこれだけ大騒ぎになるわけですよね。



薬の不足

世界を見渡せば、必要な薬が足りない国の方が圧倒的に多い気がしますけど。



使い方の問題


糖尿薬不足

余談になりますが、上記の記事のように使い方の問題で不足しているケースもあります。確かに、ネット広告で出てくる詐欺みたいなサプリメントよりは『医薬品』ですから効果は大きく違うと思います。

もし、これを医師や薬剤師が行っているのであれば、厳しく規制すべきだと私は思います。


もっとひどいのは『オーバードーズ』ですね。


オーバードズ

「オーバードーズ」は、10代の若年者を中心に広がっており、高校生を対象とした調査では、過去1年以内に市販薬の乱用経験のある割合が約60人に1人というデータもあります。市販薬の過量摂取により、眠気や疲労感がなくなったり、ふわふわした気分になったりすることがあるため、孤独感やストレスから、気分を変えるための手段として、過量摂取されているようです。好奇心旺盛な時期ですしね。


しかし、これらの効果は一時的であり、効果が切れると不快な気分になり、同じ効果を期待して過量摂取を繰り返してしまいます。過量摂取により亡くなってしまう事例が発生するなど、社会問題となっています。

ところが、マスコミはうわべだけの情報を流布してかえって好奇心をあおっているように感じます。


情報を活用して


薬の乱用

医薬品には、様々な『効果』や『効能』が表記できるように法律で定められています。

『効く』というのは、疲労や不調が続く人にとってはこの上ない『魅力』です。


その『魅力』を様々な形で悪用する人たちもたくさんいます。無免許で薬を販売したり、無許可で医薬品成分を入れたサプリを作ったり、効果の無いものを効果があるようにうたったり。何が正しくて何が間違っているのかわからないのは、社会経験の乏しい若い人たちや情報弱者のご高齢者なのもわかる気がしますね。


だからこそ、正しい情報で正しく利用する事が大切なのではないでしょうか。








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