圧迫骨折
介護福祉士の資格を持つ母が、圧迫骨折の為入院しました。
骨粗しょう症は閉経後のホルモンバランスにも関係があるといわれており、女性に多い病気です。食事や運動、喫煙歴などの生活習慣とも深く関係します。
母は喫煙経験はありませんが、介護福祉士の仕事で体に負担をかけてきた結果、転倒リスクが高いかもしれません。
同じころ、家内もぎっくり腰になりました。
腰が痛むと日常生活に大いに影響が出ますね。
骨の強さ
高齢者の腰椎圧迫骨折の主な原因として骨粗しょう症が挙げられます。骨粗しょう症とは加齢などの要因で骨密度が低下して、骨が折れやすくなる病気です。
骨粗しょう症の方が尻もちや転倒で衝撃を受けると、腰椎圧迫骨折を起こすことがあります。
骨粗しょう症がない場合でも、スポーツによる外傷や転落事故、がんの転移部などによって腰椎圧迫骨折が起こることもあります。
高齢者は特に、アルブミンの低下など栄養状態の悪化によっても骨の質が低下して骨折しやすくなります。
カルシウムだけの問題じゃないのに、やたら『善玉カルシウム』などという高額なカルシウムを販売しようとする業者もありますので、医師などの専門知識がある人にちゃんと相談してから購入するようにしましょう。
また、目的は骨折の予防ですから必ずサプリメント使用後の状態確認はしましょうね。
足腰のケア
腰椎圧迫骨折が発症した方の中には、治療後にさまざまな後遺症が残り日常生活に支障が出ることもあります。
後遺症次第では、手術が必要になるケースもあるため、日常的なサポートやリハビリが必要な場合は、介護施設の利用なども検討しましょう。
身体は流れが大切です。患部だけでなく(患部はまず安静にして)手足のツボを刺激するなどして、早く痛みを緩和し、動かしても痛くない丈夫な足腰になるようにしましょう。
食事からもサポート
骨粗しょう症を防ぐには、カルシウムやビタミンD、ビタミンKなどを積極的に摂り、骨を強く丈夫に保つ必要があります。日頃から栄養バランスのよい食事を意識しましょう。骨を丈夫にする栄養素やおすすめの食品は下記のとおりです。
カルシウム
骨や歯を形成する主要成分。牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品、豆腐や納豆などの大豆製品、野菜類や海藻などに豊富
ビタミンD
カルシウムの吸収を促して骨質改善をしてくれる栄養素。サケやイワシなどの魚類、キクラゲやシイタケなどのキノコ類に含まれる
ビタミンK
カルシウムを骨に取り込み、骨を強くする働きがある栄養素。小松菜やほうれん草などの野菜類、納豆、海藻、鶏もも肉などが代表的
食生活を見直して可能な範囲で運動するなど、生活習慣の改善を心掛けましょう。