ダイソー
私も100均はよく利用しています。でも、記事を読む限り100円で売って儲けようというものとは違う思いを感じました。
100円均一の店は1985年3月、日本初の店舗型100円ショップとなる「100円ショップLIFE」が最初だそうです。
元々は、移動販売していたそうですが倉庫で商品整理中に売ってほしいと言われたのがきっかけとか。
軌道修正が必要
ダイソーも、最初から100円均一では無かったようですね。
『需要』とは、お客様の声ですからその理由が、流行や意図的な操作でなければ素直に耳を傾けることが大事だと思います。
人は、欲に目がくらむときと、霧がはれるように現実に向き合う時があると思います。
『恋は盲目』と言われるように、『儲けに目がくらむ』と、お客さんが求めているものやその声が届かなくなるのでしょうね。
『人を動かすのは、人の心だ』
だからこそ、どんな仕事であっても人のためになるように真面目に取り組むことが大切だと私は思います。
私が、介護の仕事をしようと思ったのも、健康と言うテーマからより今求められるものが何か、一番感じられる仕事だと思ったからです。
シンフォリウム
こうした仕事への思いとは、様々分野で活躍される方や、企業にもあるのかもしれません。大阪医科薬科大の先生と、福井のメーカー、商社の帝人が共同開発した繊維の話です。
心臓パッチは帝人(大阪市)、大阪医科薬科大との共同開発で2014年に着手。先天的に心臓に穴があるなどの疾患に対し使われ、既製品で課題となっていた子供の心臓の成長に伴い再手術が必要となるリスクの低減を図る。
心臓パッチは、高度な経編技術で体内で分解される糸と分解されない糸を編み込んだものにゼラチン膜を施している。ゼラチンと糸が分解されて細胞組織に置き換わる一方、編み目がほどけることで生地が伸びて心臓の成長に対応する仕組み。19年5月から約30症例の臨床試験を行い、全症例で問題になるような事象は起こっていないという。製造販売に向け、今年3月に申請していた。
福井経編興業は既に工場内にクリーンルームを設置し、帝人側から発注を受ける形で素材を製造。帝人が後加工を施し販売する。
開発に至った経緯は下記のとおりです。
大阪医科薬科大学の根本 慎太郎 教授が“自分の組織に置き換わることで患者さんの成長に伴うサイズ増大に対応できるパッチ”のアイデアを打ち出し、福井経編興業が伝統的な繊維産業の高度な経編の技術によって、特別な編み地構造に細胞を取り込み伸張可能な心・血管修復パッチの試作品を考案し、完成させました。そこに、医薬品や医療機器の研究開発および製造販売を手がける帝人が、製品化に向けた設計開発や薬事申請などを担う役割として参画し、今日に至っています。
技術やアイデア、志を持った人たちが集まるとこんなすごいものもできるんですね。
思いはいつか
今からでも遅くは無いと私は思っています。
『健康で充実した生活』を提供する仕事は、『医療』『介護』『予防』の連携で作り上げていけると思っています。
それぞれの強みを生かして、本当に世の中の役に立てるような仕組みが出来たら良いですね。
大小で比べられないもの
100均の店を初めて作った人を私は知りませんでした。愛知県春日井市のようです。
仕事で行ったことは何度もある場所です。
でも、その発想や努力は今『100均』と呼ばれる形態になっています。
そして、多くの人が便利に利用できるようになったのですからすごいことですよね。
ダイソーやセリアの社長さんも、当時は見に来ていたそうです。
今は、そちらの方が大きいですが大小で比べるものでは無いですよね。きっかけを作ったことは素晴らしいと思います。
大志は、小さな個人でも抱けますから