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商品と商品力 その1

ビジネスの定義


ビジネス

会社経営をしている方、しようと思う方に『ビジネスとは』『経営とは』という質問をしたとします。

多分皆さんの答えは、私たちでは理解できないかもしれません。


ビジネス( business )は、経済行為を表す用語であり、狭義から広義まで様々な意味を持っていて、 1つの日本語に置き換えて表現することはできない


と、ウィキペディアには出ているようです。確かに、経営者の目的は様々だと思うし、

難しいかもしれませんね。


私が学んだ中での『ビジネス』とは、『顧客のニーズに応えた対価を得る行動』です。

ラーメンが食べたいと思う人に、ラーメンを提供して代金をいただく事とか。


ラーメン

美味しいラーメンが食べたいというニーズに応えて、食べる人が『お得』に感じれば、リピートや集客にもつながり、良いビジネスでしょう。

まずいラーメン

逆に、美味しいラーメンを食べたい人にまずいラーメンを出していたら、お客は来ないので対価を得られず潰れてしまいます。(ほかに店が無いとか、例外もありますが。)


そこで、この『顧客のニーズに応えた対価を得る行動』に対して、提供する人たちの主観が強くなると『ビジネスとは儲ける事』とか『顧客を喜ばせる事』などと、本題から外れた認識になってしまうと思います。


相手のニーズに合うものを提供しなければ、儲かりません。顧客を喜ばせても、経営が成り立たなければ存続できません。


『ビジネスの基本の理解』や『経営センス』が問われるのではないでしょうか。


ちなみに経営とは『継続的な、投資(資金を使う)、回収(代金をもらう)の仕組みとその活動の事』と、私は学びました。

ラーメン屋を出し、仕入れをして、ラーメンを提供して、その代金をいただく。その後、従業員のお給料や仕入れ代金、店の家賃とか水光熱費や借入金の支払いなどをして残ったものが『利益』です。この利益をもとに、また投資(資金を使う)して、ラーメンを提供して、代金をいただく。この繰り返しtが『経営』だと思います。


経営センス

つまり、経営とはお金を儲ける事ではなく、『回していく仕組みとその活動』です。

その中で、利益が多ければそれを仕入れだけでなく、備品の購入とか、従業員の育成や福利厚生(働く人たちに会社から還元するもの)の充実とか、会社を成長させたり充実させるために投資していくのが、『良い経営』だと私は思います。


福利厚生

「福利厚生」とは、給与や賞与といった基本的な労働対価に加えて、従業員とその家族に提供する報酬を指す。従業員向けの福利厚生としては、雇用保険、労災保険など、従業員が安心して働けるように用意しているもののほかに、業務用PCの貸与といった従業員が日々働きやすい環境を作るという目的で用意しているものがある。


福利厚生の恩恵を受けるのは従業員だけではない。例えば健康保険の掛け金を従業員だけでなく企業も負担することで、従業員とその家族は毎月の出費を軽減しながら、いつでも3割負担で医療を受けられる。従業員の家族に向けた福利厚生は、毎日を安心して暮らせるように備えるという側面が強いと言えるだろう。


『経営を学ぶ』とは、たとえば従業員の育成の方法や評価基準などを学んだり、法律や経理、税金のことなど会社経営に必要な事を学んでおかないと、後に資金繰り(資金を使ってやりくりする行為)がうまくいかなくなってしまいます。

理想を掲げるのは良いことなのですが、それに見合っただけの努力をしなければ、『期待外れ』と言うことになってしまいますよね。


もらうお給料以上に使ってしまうと生活できなくなるのと同じです。


経営とビジネス

経営者にとって最も大切なのは、『経営とビジネスの理解』だと思います。そのうえで、『何がやりたいのか』です。やりたいと思うのは確かに大事ですが、今の時代、『経営とビジネス』を理解していないのに独立開業などしても周りに迷惑をかけるだけです。

本当にやりたいという強い意思があるのなら、まずここから学ぶべきでしょう。



商品とは


余談になりますが、先ほど述べた『ビジネス』や『経営』を学ぼうと思ったきっかけは何だと思いますか?

それは、経営者になりたいと思ったからではありません。


営業や企画でどんなに頑張っても、なかなか数字に反映されず、『本当に今自分がやっている方法は正しいのか?』と言う事を、『自分でまず学ぼう』と思ったのがきっかけです。今の私の考え方を教えてくれた方は、残念ながらお亡くなりになりました。


大切にしていた動画のデータも、HDが壊れてしまいもう見ることが出来なくなってしまいました。手元にあるのは、その動画から学んだテキストに箇条書きにした自分の汚い文章だけです。

ビジネス書

経営だビジネスだと書籍やネットにはいろんなことが書いてありますが、私が学んできたことが書いてあるものはほとんどありません。(探し方が下手なだけかもしれませんが)いろんな考え方は参考になりますが、まずは基本的なことを理解した方が良いと私は思いました。


koudouroku

学んだものをそのままやっていれば良いわけではありません。

自分なりに理解したら、実践してものにしていく。そして、壁にぶち当たったらもう一度読み返してみる。この繰り返しだと思います。


私が学びの中で、まず最初に共感したのが『経営とは』そして『商品』『商品力とは』と言う点でした。


ちょっと長くなったので、そこは次回の記事にしたいと思います。