最先端の技術
世間では、AI(人工知能)の様々な分野への活用が言われています。
一方で、デジタル化の弊害としてサイバー攻撃や、システムトラブルによる公共インフラや金融などへの影響が出たというニュースも多くなりました。
自動かも確かに必要かもしれません。ただ、『人の活用』を最大限にやったうえでの機械化が前提であり、後継者の育成や教育体制の整備をしない限り社会はどんどん衰退していくと私は思います。
人間関係の構築や、教育をすることの難しさは、機械を扱うより複雑で難しいかもしれません。機械は、最初から人間が使い始めた道具なので、すべてを知り尽くすのに時間はかかりません。
でも、人体や自然のものは人間が作り出したものでは無いので、どんな変化をするのか未知数ですよね。一見単純に見えても、人体の中にはまだまだ謎がたくさんあります。
また、その人間がこの世にいろんなものを生み出し、それがさらに社会や環境に複雑に影響してきます。CO2や温暖化の問題、核の問題、日本では少子高齢化の問題、世界では食糧問題や、紛争や戦争など、思想や文化が多様なだけに問題も沢山あるわけです。こうした問題を解決すべく、様々な技術や発明があります。
技術の進歩は、人々の暮らしを豊かにしたり、病気などから命を守るために貢献していたりしますよね。人間の発想力や行動力はすごいなと思う事も多いです。
ただ、すべてが正しく使われるとは限りません。『なんでこんなものを作ってしまったのか』というものも生まれます。
活用と悪用
ウクライナの戦争、イスラエルの問題など戦争に関する報道が毎日のようになされています。そこに、最近よく登場するのが『無人兵器』です。
ドローンなどの無人機を使った偵察や、攻撃について『兵士の安全を確保』と言われます。まあ、人命第一と考えるのならそもそも戦争なんかしなければ良いわけですけど。
素人考えですが、ドローンの技術を、もっと人や物の運搬に活用できれば、トラックの運転手不足の問題解決の助けになるんじゃないかと思います。
工事現場で、重機のリモート操作とかやっているようですがこれも、若い人材を育てる意味でも大切なのかもしれません。
ただ、インターネットやSNSが犯罪に利用されるように、やはりすべての技術が良い方向に活用されるわけでは無いのが問題ですよね。
作った人の思いと責任
『こんなものがあったら面白い』と、最初のきっかけは好奇心から作ったのかもしれません。それが、将来世の中に普及するかもしれませんよね。
人は楽しいことには時間を忘れて没頭したりします。でも、途中で挫折してあきらめる人もいます。飽きる人もいます。コツコツ続ける人もいます。
やりっ放しは良く無くて、何かをしたら後片付けも必要です。
私は、利用を始める前にルール作りが必要だと思います。そして、ルールを守れない人が使用できないようにする仕組みも作っておくべきだと思うんですね。
『自己責任で』は無責任です。
毒を作れば、解毒剤も作っておかないといけないと思うんです。
悪用されないためのルールまで考えておかないと、結局誰かが責任を負うことになるわけです。『誰か』に一番なりやすいのは作った人ですよね。
『核分裂』は、原爆も作れば、電気エネルギーも作ります。
もっとさかのぼると、ダイナマイトは火薬でできていますが、もともとは掘削などの土木事業のための発明だったと聞きます。
ところが、どちらも多くの命を奪う恐怖の破壊兵器を生み出していきました。
結局、今の遺伝子研究のように倫理観を持って自制していかなければ、恐ろしい研究が進んでしまうかもしれません。
これは、SNSによって拡散された情報が、世界中で差別や混乱を引き起こすのと同じことではないでしょうか。
何気ない行動一つが、人を傷つけたり人に安らぎを与えたりします。間違わない人はいないでしょうが、間違ったまま暴走すると大変なことになります。
なので、なにかする時には責任ある行動を意識したいですね。
NMNの働き
さて、以前にもご紹介した『NMN』です。
食品関連企業よりも、医薬品メーカー及び原料供給元になる商社などが力を入れて販売されているようです。価格帯も、なかなか『気軽に』利用できる金額ではないようですね。参考までに
T製薬さんが、一日摂取量が3カプセル(NMN250mg)で30日分販売。
価格は32,184円(税込)です。
完全国産原料を売りにしているTジンさんは、1日2カプセル(NMN250mg)30粒入りで15日分販売。
価格は62,640円(税込)です。
ちなみに、ほとんどのNMNは中国産の原料を日本で加工しています。
中国産原料だから極端に安いということはありません。
どうしても、粗悪品を作っているような悪意あるイメージ画像が多いです。
日本のものでも、すべて最初から世界に認められていたわけでは無いですからね。
商品の価格の違いは、ほとんどが一日分のNMN摂取量の違いです。付加価値として、その他の副原料で価格が高くなっているものもあります。
また、商品全体に入っているNMNの総量をあたかも一日分のような書き方をしたものもありますので注意しましょう。
一番よくないのは、中国原料なのに国内製造とだけ書いてある宣伝です。
以前も書きましたが、NMNはNMNです。
製薬会社のサプリだろうと、どこかの大学で研究していても、誰かのお墨付きがついていも、まず見てほしいのは純度と1回分のNMN含有量です。
そして、NMNの働きについては、NMNがちゃんと入っていれば含有量が最も大切な基準でしょう。たくさん入れたらその分値段は高くなります。だから、適正な量でより効率よくNMNの力を発揮する方法を、サプリメントを作るプロは考える訳です。
NMNの事については、次の記事で詳しくふれたいと思います。
万能の難しさ
細胞や遺伝子の話になると『万能薬』みたいな話になってしまいます。
それだけ私たちの体の仕組みは、いろんな臓器などの機能が複雑に連携して成り立っています。だから、どこかに不具合が生じるとそのバランスがおかしくなったりするんですね。
それが、老化であったり病気につながったりするわけです。
そして、その繰り返しによって受けたダメージが中々回復しなくなってしまうのが『老化』であり『代謝不良』となるのでしょう。
代謝が活発であれば傷ついた体は早く修理されます。NMNの可能性が注目されるのは、代謝に関与する大切な成分だからです。
人の体は、細胞で出来ているので代謝が良くなれば体の様々な場所が早く修理されるという事なんですね。
どうしても、症状が出ている部分にだけ目が行きがちです。膝が痛い、目が見えない、筋力の低下など、その症状は、バランスや代謝が悪くなっている『お知らせ』のようなものなんでしょうね。
薬やサプリメントで『症状を改善』したいですが、代謝が悪くなると、なかなか思うように良くなりません。
そのためにも、体内のNMN不足を起こさないような対策が必要ではないでしょうか。