寝たきりってどんな状態
『寝たきりにはなりたくない』と思う方は多いでしょう。でも、しんどい時は休みたいですよね。『よく寝れたから、疲れが取れて元気になった』と言う事はありませんか?
寝たきりの人達は、ずっと寝ているのになぜ元気にならないのでしょうね。
栄養を摂る事ばかりでは
寝たきり防止として、よく筋肉や関節の話が出ます。しかし、実際に寝たきりになる最大の原因はそこではないと思います。
エンシュアなどの保険適用可能なものと、メイバランスのような適用外のものがあります。
これらは、経口投与のほかに経管栄養にも利用されています。なので、栄養点滴チューブが詰まらないようにほぼ液体になってます。
でも、理論上は食事で摂る栄養と同じような栄養バランスになっていると言う事なんですね。
ただ、実際のところ消化吸収力の低下を起こしているので、体力回復や栄養不足の改善には至らないと私は思います。
食べる力
私は、『食べる』と言う行為自体が、その人らしく生きる為の最たるものだと思っています。
物理的に、口から食べて飲み込んで消化する事が困難になる場合を除いては、安易に栄養剤を食事にすべきではない思うんですね。
でも、実際には『誤嚥』や『窒息』のリスクを回避する為、経管栄養を選択することも多いのかもしれません。
いくら本人が希望しても、食べさせる側の体制や技術が追いついていなければ、自力で食べられない方は、経管栄養を受け入れなければならなくなると言うことでしょう。
即ち、食べる力を失わないようにしっかり食べて、カロリーや肥満が気になるのであれば、その分消費する努力をする方をお勧めしたいと思います。体力も『貯めておく』ことが大事なのではないでしょうか。
意外と、食事の量や質、代謝などを疎かにしがちな人も少なくないと感じています。
私はこれまで、『アルブミン』の数値を一つの目安として見てきました。
機能性と、栄養成分
最近流行りの機能性表示ですが、あくまで健康維持増進のサポート的な情報であり、医学的に画期的な研究成果というわけではないと思います。
それだけ、私たちは食べ物や栄養、体内の物質と、体の仕組みについてまだまだ知らない事が多いと言う事だと思うんですね。
ビタミンやミネラルを摂取する必要性は理解されていますが、おそらく私たちが知らない体の中の仕組みの中で、重要な働きをしてる可能性だってあります。
遺伝子情報だって、それが人の体内活動の全てでは無いし、食べたもの、侵入してきたもの、頭で想像したものなどが複雑に絡み合い、変化して、新たな病気を作ったり、抗体を作ったりしているかもしれません。
そうして、私たちの体は、日々バタフライエフェクト効果を生み続け、一人ひとりが別々の個性を持つ人に成長しているのだと思います。
どっちも正しい
最終的な判断は、医師の診断をもとに患者自身がする事です。家族の意向もあるでしょう。経管栄養やリキッドを使って栄養を摂る事も間違いではないと思います。
何とかリハビリして、口から食べるように頑張るのも間違いではないでしょう。
でも私が一番思うのは、そうなるまでに何が出来るかと言う事です。
本人も、家族も、医療や社会も。
寝たきりを予防する商品としてお奨めしてきたのが『ナノアー100』です。
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