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老いるひとみは

日光と老化

日差し

強い日差しの日は、日焼けしないように対策される方も多いかと思いますが、曇っている日もたくさんの紫外線が降り注いでいます。


涼しくなると、つい対策を忘れてしまうかもしれません。注意しましょうね。


先日、視覚障害について書きましたが、今当たり前に目が見えている私たちも様々な要因で『見えなくなる』可能性があります。その引き金ともいうべき、紫外線と目について少しふれたいと思います。目が悪くなってから慌てるのではなく、普段から気を付けておくことが大切だと思います。


数か月前に、カネノナルキに栄養剤を買いましたが、もう無くなってしまったので、また同じものを購入しました。

紫外線1


栄養剤の箱は、ずっと外に置いていたので、こんなに箱のいろが変わっています。

『色あせた』って感じですよね。


今回のテーマは『老いる瞳』についてです。人は、加齢とともに様々な場所に老いの症状があらわれます。これは、生き物に限ったことでなく先に述べたように、様々なものが古くなり劣化し朽ち果てていきます。


こう書くとちょっとさびしいですね


色あせる原因は


紫外線2

私たちには必要不可欠な『日光』は、動物・植物が育つためにも必要不可欠なものですが、実は私たちの老化や劣化の原因にもなります。上は、劣化した色で下が元の色です。


サイエンス

科学的な話をすると、その光はある化学的な結合を破壊し、また分子を再結合するための十分なエネルギーを与えます。このプロセスのことを『光崩壊』と言います。これらの構造の破壊によって、色は以前と2度と同じように光の反射ができなくなります。と、これが色があせる原因なのですね。プラスティックの劣化とかも同じで、紫外線が長時間当たる事により、物は劣化して元に戻らなくなるわけです。


それはほぼ日焼けした状態に見えます。しかし、実際にそれは日焼けとはほど遠い現象ではなく、それらは紫外線の光によるダメージを受けているということなのです。


目も日焼けする


目の日焼け2


肌が日焼けすると、後からシミができやすくなったりしますよね。

これは、紫外線の侵入によって脳が、肌からの侵入を防ぐため『メラニン色素』というものを作るようにお肌に命令を出すことで起こりやすくなります。


目の日焼け


紫外線が必要以上に入ってくると、細胞が傷ついて炎症などを引き起こしたりするそうです。そのため、脳は紫外線の侵入を防ごうとするわけなんですね。


携帯電話有害

もっと言うと、携帯電話の光やテレビの光なども、目の健康を考えるとあまりよろしくないようです。目は、まぶたを閉じることで見るのを休むことが出来ます。

逆に、酷使していると視力低下や様々な目の病気のリスクが高まります。そこに紫外線の害が重なる事により、急激に悪化してしまう事もあるんですね。


目を守る工夫を


日焼け対策


日傘をはじめ、紫外線対策のできるものは色々と売られています。

裸眼で、素肌を出すことを控えて対策したいものです。


高齢者 目 目の手術

目の日焼けによって起こる症状は急性症状が多く、目を安静にしたり、適切なアフターケアを行うことで軽減することができます。特に高齢者や目を酷使している人や過去に目の手術などの経験があればなおさら気をつけたいです。


紫外線による日焼けによって特に気をつけたい病気は下記のとおりです。

紫外線 目の病気


白内障

白内障初期 後期

白内障は、高齢者の多くの方にみられる眼球の水晶体が濁る病気です。

水晶体が濁ることで眼が見えにくくなります。初期の段階では少し見えにくいかなと感じる程度ですが、徐々に濁りが広がっていくため、生活に支障をきたすことも少なくありません。

白内障は紫外線の影響だけでなく、主に加齢によって発症しますが、医療機関で適切な処置をすることで、最近ではほとんど失明するリスクはなくなっています。



黄斑変性症

目の構造

黄斑変性症とは、目にある黄斑という組織が衰えることで視力が低下していく病気です。

黄斑はカメラでいえばフィルムのような働きがあります。

白内障は手術によって濁った水晶体を人工レンズと交換できますが、黄班は交換することはできません。

黄斑変性症の症状は視力の低下やものが歪んで見えたり視野が欠けたりすることです。

進行していくと失明してしまう可能性もあります



出来ることから対策を


大きく分けて3つ

① 紫外線をカットするアイテムを活用する


サングラス

サングラスや、UVカット仕様の傘とか防止や手袋とかいろいろありますよね。

サングラスは色とかあまり関係ないです。紫外線カットするかどうかですね。ちなみに私のメガネのレンズはUVカット仕様です。表面にフィルムやコーティングではなくレンズがUVカットです。


② 目薬を使用する


日焼け目薬

目薬は効かないという方もいますが、私はよく結膜炎が良くなる目薬を眼科で出してもらっていました。市販のものより、はるかに効きます。

一般用のものでも、自分に合ったものを見つけたいですね。


『メディカル』とか、イメージワードをアピールしている商品には気をつけましょう。どうな症状向けにどんな成分を入れて作っているのか薬剤師さんにきちんと説明してもらって選びたいですね。


紫外線用目薬は、日焼けによる症状を軽減するためにも用いられますが、目の潤いを保ちながら乾燥から守る効果も期待できます。

強い紫外線を浴びていると目に炎症が起きていなくても、紫外線によるダメージを受けています。ダメージを蓄積しないためにも、日頃から目を労わるような予防ケアを行いましょう。



③ サプリメントの活用


これまで、本来やりたかった配合のものとは違う商品を取り扱っていました。


現在は、1社だけ別のお勧めしたいサプリメントを使用しています。

目のサプリメントは、需要が高く販売しやすい一方で、いろんな情報が氾濫しています。

商品の質の悪いものや必要以上に高額なものも多く存在するので注意が必要です。


ビルベリー

サプリメントも、ブルーベリーならどこの産地のどのような原料を、何処ので加工して原料や製品にしているかを確かめる必要はありますね。

何でも同じような働きが認められているわけでは無いようです。

ひどい場合、大したエビデンスもないのに、ほかの成分のデータを加工して貼り付けているものなどもありました。


ルテイン

ルテインであれば、その濃度や品質などを確かめたいです。前述したように、〇〇大学の〇〇教授推奨とか、〇〇病院推奨メディカル〇〇などと書いてあっても、それが何かを保障してくれるわけではありません。最近特に通販でよくある表現ですね。


機能性表示は規制が甘く、それが品質を保証できるものではありませんが、まだ公の表示なので、上記の〇〇大学がどうとかいう類のサプリメントよりは良いかもしれません。


1sapuri

目のサプリメントに関しては、昨今問い合わせや需要が高まっているので、近く商品ラインナップに加えてご紹介したいと思っています。

その際に、先ほど述べたブルーベリーやルテインについても触れたいと思います。


見る

目の老化自体を防ぐことは出来ませんが、目の病気を引き起こしたり悪化させないための予防や対策が可能です。


出来る事なら、一生自分の目で見たいですよね。







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