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腎臓の疲れと食べ物

最初に

サプリメントのCMで、やめて欲しいのは『〇〇が気になる男性に』とか、『〇〇を気にする女性の味方』とか、ある種の成分を性別限定で売り込む事です。


その食品や成分の一つの特徴かもしれませんが、食べ物や栄養成分には、相乗効果や相関性があったりするので、かえってバランスを乱す原因になる事もあります。


サプリの摂りすぎ

また、過剰摂取や大量投与によって起きた副作用やトラブルが、その食品や栄養素のものを避けるようになってしまう原因ともなり得ます。


今回のテーマは腎臓なのですが、本題の前に少し気になったので書きました。


さて、腎機能については、これまでもサプリメントの成分を学ぶ中で、さまざまな情報がありました。


売りたいがための主張は分かりますが、これを食べたらこうなったと言うものがほとんどで、その検証は、こじつけ的なものが多いです。


無駄遣い

そして、値段も高いものがほとんど。確かに、腎臓が働かなくなるのは怖い事なので、その事実を知ったり、自分の数値が悪いと不安になるでしょうが、そこは冷静に対策をしていく事が大切だと思います。


別に、サプリメントが嘘だとか効かないとか言っている訳ではありません。

腎機能に対して、正しい知識を持って冷静に、できればきちんと予防する事を皆さんにはお伝えしたいと思います。


腎機能とおしっこ


介護においても、排尿量や回数にはとても気を使います。

病院でも尿検査は、血液検査以上にたくさん行われていますよね。


おしっこ

そもそも、おしっこ自体そんなに汚いものではありません。何故なら、綺麗な体内でいらなくなったものを出しているだけなので、本来便と違い沢山の病原菌などが含まれているわけではありません。


尿に含まれる栄養をもとに、尿道から雑菌などが侵入して繁殖すれば尿道炎や膀胱炎を起こす可能性があります。


排尿日誌

これらが、腎盂炎や急性腎炎を引き起こすリスクもあるため、排尿回数やおしっこの状態確認は大切です。


慢性腎炎、急性腎炎


徐々に腎臓の働きが衰えてくる人がいます。もちろん、加齢とともに多少の衰えは出てきますが、『使い方』によって早く壊れてしまう場合もあります。


フィルター汚れ

過去の記事でも触れましたが、エアコンと同じで、こまめな掃除やお手入れ、大事に扱えば故障のリスクが下がって長持ちするようなものだと思います。


私たちの体の中で、フィルター掃除にあたるのが、体を動かす、血行を良くすると言う事でしょうか。

また、フィルターを汚さないようにするのが、暴飲暴食を避ける事だと思います。また、偏った食事や栄養の摂りすぎにも気をつけたいですね。


腎不全

腎臓の機能が低下してしまった状態を「腎不全」と呼び、病状の進行度によって2つの種類に分けられます。

腎不全は1日から数週間以内に急激に低下した場合は「急性腎不全」といい、数か月から数年をかけてゆっくりと低下した場合は「慢性腎不全」といいます。


適度な水分の摂取、塩分過多や糖分の摂りすぎに注意することと、適度な運動習慣を心掛ければ、腎臓病のリスクは大きく下がると私は思います。


医療的ケア


慢性腎臓病を『CKD』と言います。


夜間の尿の増加や貧血、だるさ、体のむくみ、歩くときの息切れなどが自覚症状として現れますが、こうした自覚症状が出現した時点では既に慢性腎臓病がかなり進行している状態です。


タンパク尿や血尿が見られたり、画像診断で腎障害が見つかっている状態が3か月以上続いたり、血液中のクレアチニンの値や年齢、性別から算出したeGFRという値の状態によって診断されます。


むくみ

腎機能の障害は、ある程度進行するまでは無症状です。高血圧や浮腫が目立つようになる頃には、腎機能はかなり低下している可能性が高いです。

本来、尿から排泄される物質が体内に留まったり(尿毒症)、排尿障害によって体液量が増加して心臓や血管に負担がかかる事により様々な病気のリスクを高めてしまいます。


若水 介護 ごはん

そのため、腎臓病と診断されたら正しい服薬と、食事・水分制限、運動制限などによる病状の維持が大切になります。


はっきり言って、この段階でサプリメントに頼るというのは、あまりお勧めできません。安易にサプリメントで改善すると思うと、医師の指示を守らなくなったりして症状の悪化を招くのが最悪の事態です。


元気な腎機能を保つために

クレアチニン

クレアチニンは老廃物の1つであり、人間の体が筋肉を動かす過程で発生します。

通常は血液をめぐって腎臓でろ過され、尿の中に排出されるため、その数値は一定に保たれます。

尿以外では体の外に排出されないという特徴があるため、腎臓の機能を確かめる検査の1つとして活用されます。おしっこが正常に出るということが、腎臓を含む泌尿器系の働きが機能しているということになります。


夜間頻尿

おしっこのトラブルは、男性の場合前立腺のトラブルに起因するものが多いようです。

女性の場合は、膀胱の炎症や筋力の低下が原因になりやすいです。それぞれの体の構造や特徴があるんですね。


腎臓機能の低下は主に血管疾患(動脈硬化など)に起因するため、糖質や脂質に気を付けて腎臓のろ過機能に負担をかけない事が大切だと思います。

おしっこのトラブルによる雑菌やウイルスによる炎症は、急性腎盂炎などのリスクにもなりますから、良いおしっこをきちんと出せるようにしたいものですね。


排尿 介護

また、介護の現場では泌尿器周りを清潔に保つことが重要になります。


こまめな観察や、おむつ・パットなどのこまめな交換など衛生面には気をつけたいですね。膀胱の筋肉は年齢とともに衰えて膀胱がかたくなります。


そのため、溜められるおしっこの量が少なくなって頻繁にトイレに行きたくなったり、我慢しすぎることで膀胱炎や過活動膀胱を引き起こす場合があります。


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こまめな水分補給や、軽い運動、塩分や糖分にきをつけるなど、すっきりと良いおしっこを出せる習慣を心掛けましょう。



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現在は、ご継続購入されているお客様へのご案内が中心です。男性からも女性からも良いお声をいただいているのには、商品へのこだわりが強いからだと私は思っています。


私自身も使ってみて、大変良い商品だと思ったので。


商品の詳しい内容については、また『取扱商品紹介』でご案内します。