お盆飾り
お盆のお供えに精霊馬というものがあります。
諸説あるのでしょうが、きゅうりは馬に見立てて、ご先祖様を早馬でお迎えし、茄子は牛に見立ててお帰りは牛歩でゆっくりお帰り下さいという意味だそうです。
なすびは7月から9月くらい、きゅうりは6月から8月くらいが旬のようで、どちらも夏から秋にかけての野菜なのでこの時期に使われたのでしょうね。
なすび
私は、子供のころ味噌汁に入ったなすびが大嫌いで、独特の青臭さというか茄子の食感などが苦手でした。
今は大好きなのですが、特に茄子の糠漬けや焼きナス、揚げた茄子のマリネやグラタンなど和洋中と、茄子のバリエーションは豊富ですよね。
性質は上記のとおりです。
丁寧な説明があったのでどうぞ。
今年のように、暑さが長く続く時などは体の余分な熱をむくみとともに体外へ出すのに良い食べ物だと思います。
甘みは、ストレスの緩和にもつながりますし、利尿は水分の代謝によってむくみの軽減や腎臓への負担を軽減し疲労回復につなげられるでしょう。
夏バテの予防ですね。甘いものの摂りすぎでバランスを崩さないように気をつけましょう。
お漬物なども、発酵食品なので良いですが、最近は浅漬けで化学調味料的なものも多いので、私は焼きナスなどを好んでいただいています。
鰹節や、ねぎ、しょうがにお醤油かポン酢または、めんつゆなどもお勧めです。なんとなく熱っぽいときや、むくみやだるさが気になる時にはあっさりした焼きナスも良いのではないでしょうか。
茄子の皮には、ポリフェノールも豊富なので皮ごと食べられる浅漬けなどのお漬物も良いですね。個人的には、冬には小茄子のからし漬けなどもお勧めです。
きゅうり
きゅうりは子供のころから、かっぱ巻き、糠漬け、もろきゅうなど、ずっと食べてきた食品です。胃腸冷えには注意が必要だそうですが、発酵調味料と併せることが多いですよね。塩もみしてきゅうりの佃煮にしてもおいしいですね。
茄子が脾臓・大腸によっている感じですが、きゅうりは肝臓・心臓によってる感じですね。(厳密には心・脾)どちらも夏の野菜ですか、きゅうりが初夏で後に茄子みたいなイメージでしょうか。
こちらもわかりやすい内容だと思います。
これ、ペットの漢方のページなので薬膳的効果のところを参考にしていただいたら良いのではないかと思います。
わたしは、きゅうりは味がなじみやすいように叩いてから、包丁で適当な長さに切るようにしています。
上記は、かっぱえびせんを砕いて湯で戻したものに、にんにくや醤油、お酢やしょうがを加えてきゅうりと和えたものです。にんにくの代わりにねぎやわさびなども合うと思います。
きゅうりには利尿作用サポートと腎機能を助ける『シトルリン』という成分も多く含まれています。疲労回復や血行促進、むくみの解消などうれしい成分です。
お肉をしっかり食べるとか、スタミナ食も良いですが、やはりしっかりお野菜を食べることはお奨めしたいです。
お野菜は『大地の力』を根から十分に吸い上げたエネルギーですから、季節のお野菜もしっかり取って健康維持増進にお役立てください。