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人に何かを伝えるとは

私は、別に特別な資格を持っているわけではないですが、取引先でお客様に健康に関するプレゼンテーションをする事がありました。


今回の話は、私のやり方なのであまり参考ならない話だと思います。

関心のある方だけ、さらっと読んでください。

くれぐれも、参考にするのは辞めた方が良いです。ガツガツものを売るつもりなら参考にならないと思います。



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健康食品の講師の目的は、『売ること』であり、『理解してもらう』事でもありました。


売るための技術


私は、販売が苦手でしたが『相手にわかってもらう』ために、伝える方法を学び、伝わったかどうかの目安が売り上げだと考えていました。でも、これって本当は売り手の都合ですよね。


営業職や販売講師をはじめると、『売る』技術を身につけようと必死になる人がいます。


その結果、売れる事だけを自慢するようになってきたりします。

講師の場合、販売店がそれを喜ばれる事もありますが、それは私の仕事ではないと思っています。



もっとも大切なもの


私がもっとも大切にしているのは、何を伝えたいのかを、相手がわかるように伝えること。

相手の気づきになったり、生活の向上につながるのであれば良いと思います。


作り手の想いや、商品そのものが一体何のためにどんな目的で作られたのか。

必要であれば、利用されている方々のお声なども、なるべくその情景がわかるように伝えるようにします。


これが一つ目で、話をする技術的な部分です。常に話す技術は磨いていかないと、うまくできなくなります。


二つ目は、考え方というか気をつける点です。


客観的な事実をもとに、事実を正しく伝える事が大切だと思っています。

勘違いしやすいのは、『自分の思いを伝える』とか言うひともいますが、私は違うと思っています。


自分の思いは、話そうとした内容そのものですから、『自分はこう思う』とか『こうした方が良いと思う』などは、言う必要がないと思ってます。ここから『なぜなら〜』と続けるのかもしれませんが、それはこちらの都合に合わせてもらおうと説得しているようで、私は好きではありません。

相手がこちらをすごく疑っている時や、他に影響を受けてあまり関心を持って無さそうな時の緩衝材的に使うくらいです。


また、相手を誘導するような例え話や、誤解を招くような体験談も不要です。事実のみを伝えた方が良いと私は思っています。


私自身が、あまり人の話を信じません。相手を見て、色々聞いて、自分でも調べたりして判断します。そうしないと、人には伝えられないです。

自分が理解していない事を人に伝えるほど無責任な事はありません。


何でも、今日やってすぐに出来るものではありません。常に研鑽(けんさん)し、より良いものを追求するのは当然のことです。



それが、本当に人の役に立つ事であり、自然な事であれば、より磨きをかけて行きたいですね。