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報道機関の役割

報道の役割とは

『報道』という言葉をウィキペディアで調べてみました。


報道

簡単に言うと、ニュースを発信する大元になるのが『報道機関』である新聞社などが、事件や出来事を、新聞や雑誌やテレビなどを使って公に発信する事を『報道』と呼んでいるような内容です。


マスコミとか、マスメディアとか、ジャーナリズムとか、報道関連の人達がそれぞれの解釈で使い分けている言葉のように感じます。


厳密には、取材した事実を発信する事が基本なのですが、そこに論評とか解説と言われる『主観』が入ってしまって、『偏向報道』というものが生じているように思います。


広辞苑

広辞苑があったり、ウィキペディアを参考にしたりするように、世の中には基準やルールになるものがあります。

本来、公共放送など事実を正確に、解説しても主観を入れない報道が望ましいと思うのですが、今の『報道機関』には、それが出来ていないようにも感じます。


発信力を持たないメディア


情報社会

インターネットやスマートフォンなどの普及で、様々なメディア(情報発信媒体)から私たちは、情報を得ることが出来るようになりました。


ただ、その中身が素人が発信するものから、プロが取材したものまで様々です。


安売りスーパー

スーパーやディスカウントストアなど、良いものを置いていればそれなりに信用できますが、粗悪品を扱えば、『安物を置いている店』というイメージがついてしまいます。

今、インターネット上の情報媒体のほとんどが、『たいしたことない情報』を発信しているように見えます。


過信と失墜


てれび

テレビや新聞の報道を信用できないという声は、私の周りからもよく聞きます。

私も、今のテレビ番組に魅力を感じるものはあまりありません。


私と同じように、テレビや新聞、雑誌の報道に、不信感や疑念を持つ人もいらっしゃるのではないかと思います。


原因は『自分たちは特別』という過信と、実際の報道内容の質の低下じゃないかと思います。また、テレビのカメラとかマナーが悪いと言われることが増えました。

マナー

いつでも、だれでもスマホさえあれば動画が投稿できます。報道に携わる人たちも、常に見られているという意識を持たれた方が良いと私は思います。


伝えるべきものは何か


もともと、こんな不満を書こうと思ったのではなく本題はこちら。


原発処理水


国内外に、もっと安全性をアピールすべきと『無責任に』発信しているマスコミが問題だと私は思います。


海洋放出


新聞では、具体的な世界各国のトリチウムを含む処理水の海洋放出量が書いてあります。そもそも、トリチウムとはどんなものかという事まで丁寧に書いてある新聞記事です。


なんでも、数値化することから具体的な事実を確認したうえで、わかりやすく丁寧に相手に正しく伝えることが報道の最も大切なことだと思います。



中国嫌がらせ

間違って伝えるとこんなことになります。間違った事実を伝えるということは、報道機関として最も恥ずべきことだし、その資質を問われることになると思います。


中国水産禁輸

事実に基づかない情報の発信や、判断は不信感につながるだけでなく、発信元(報道機関や国の広報などは影響が大きい)のレベルや資質を問われることになるでしょう。



私は、今の報道というものがただの自分達の主張の為のツールとしてしか利用されず、情報を受けたい側の意向が反映されていない事が残念でなりません。


こういう事が、何十年と繰り返されるうちに、『伝える事』よりも、利害や権力維持のため『注目を集める事』や『人の考えを操る』事にばかり発展してきたように思えます。


もう一度、『何を』『どう伝えるべき』なのか、考え直す必要があるのではないかと私は思います。