医者は医療のスペシャリスト
経管栄養の実習を終えて、改めて人の命を預かる仕事というのは、ミスが許されないというプレッシャーの中で、『やって当たり前』と思われがちな大変な仕事なのだと感じました。
だからと言って、無知な人達が言う『いい加減な話』に、いちいち目くじらを立てて、ストレスを増加させても仕方ありません。
看護師と介護士
医者の仕事の一部が看護師にもできるようになりました。
日経メディカルの記事によると、
医師と看護師との間で役割分担を進めること自体は、厚労省の既定路線といえます。
02年に静脈注射を診療補助行為として認めた後、07年12月の医政局長通知では、診断書・診療録・処方せんの作成、薬剤の投与量の調節、夜間・休日救急での診療の優先順位の決定などについて、医師の事前の指示や最終確認があれば看護師が実施できると明示されました。
との事で、『同じ業務を共有する』と言う事は、相互理解が進み、それぞれの立場から建設的な提案が出しやすくなるのでプラスになると私は思います。
ただ、これまでの社会経験上、『余計な仕事は増やしたくない』『人に口出しされたくない』的な考え方の人達も一定数います。押し付け合いでは意味がないし、相手を信用できなければチームでの仕事はできませんよね。
これは、医療や介護の現場でも同じかもしれませんね。
それでも、緩和されればやりたい人には可能性が開ける訳なので、頑張っている人や、サービスを利用される方々にとっては大いにメリットになると思います。
確かに、人の命を預かる行為ですから、安易に資格を持つ人を増やせば良いと言うわけではありません。
これからの社会が、やる気のある人や強い志を持って頑張る人達を支えられるような仕組みになる事を強く願います。