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交感神経と副交感神経

迷走神経


長く健康情報を学んでいても、まだまだ知らない分野の話はたくさんあります。


脳から出ている12の神経の一つに迷走神経というものがあります。

『副交感神経』に分類されるそうです。


喀痰吸引(気管などにたまった痰などの異物を吸引で取り除く事)を学ぶ際に、この『迷走神経』を刺激しないように気を付けるという話があり、少し深く掘り下げてみました。


神経を刺激するというと、興奮したり活発に動き出したりを想像しますが、迷走神経は『副交感神経』なので、過度の緊張やストレスなどで迷走神経を刺激してしまうと、血圧低下、脈拍数低下を来し、結果的に失神してしまうこともあります。


交感神経副交感神経

交感神経は活動の神経、副交感神経はリラックスの神経といったイメージじゃないでしょうか。

こう聞くと、つい副交感神経の働きの方が大事なのではないかと思ってしまいませんか?


言葉の使い方


説明するときに気を付けないといけないのは、相手がどう受け取るかを考えて説明することです。


迷走神経の刺激についての注意点を聞いていて気付いたのですが、『リラックス=活動の抑制』ともいえるんですね。そのため、交感神経が強すぎる弱すぎる・副交感神経が強すぎる弱すぎるのも良くない。つまり『バランス』が大切なんですね。


ものを売る時に、『こんな人が多い』といって購入対象に当てはめようとします。

でも、それは一般論であってご自身の状態はご自身で知っておくことが大切です。

間違った情報に影響されることが最も『バランス』を崩しますので気を付けましょう。


迷走神経の刺激による副交感神経優位になると、過度の緊張やストレス、疼痛などが原因になりますが、糖尿病や不整脈などの循環器疾患、脳腫瘍やてんかんなど脳神経疾患でも自律神経の異常を来すことがあります。言い換えると、副交感神経を刺激するということは『活動を妨げたり、低下させる。』ともいえるわけです。


交感神経副交感神経2


★交感神経が優位時‥‥緊張・動悸・頭痛・発汗・不眠・肩こり・手足の冷えなど

・無理をしたり、悩んだり、怒ったり、悲しい事があったり、イライラしたり‥‥こういう状況の場合には交感神経が緊張し、優位になります

・身体へのストレスや心へのストレスによる刺激に対し、自律神経が防御反応として過剰に働き、一方へ傾きます。

・心拍は早くなり、動悸・血圧上昇・食欲低下などを引き起こし、この状態が続くと粘膜や組織に障害が起こり、体調が崩れます。

・血流が悪化し筋肉が硬くなり、コリや痛みなどを起こし易く、免疫力が低下し様々な疾患を招き易くなります。


★副交感神経が優位時‥‥だるさ・関節痛・腫れ・発熱・下痢・アレルギーなど

・身体はバランスを取ろうとして副交感神経を優位にしようと動きますが、行き過ぎると副交感神経の過剰反応として神経が過敏になり過ぎ、だるさや痛み、腫れや発熱、下痢、せき、アレルギーなどが起こります。


こうしたバランスが壊れてしまう原因は様々だと思いますが、加齢とともに『中枢神経』の働きが低下し、バランスが壊れやすくなります。



そのため、睡眠の質の低下を引き起こしたりします。そこで、私たちがお勧めしている製品が『GABA』を使用したサプリメントです。

YASURAGI


次回は、脳神経の働きが低下しないようにするための対策を検討しましょう。