肝臓はとても大事な臓器です
以前の記事で、C型肝炎について少し書いたと思います。
7月28日は世界肝炎デーということで、補助金がもらえる事ばかりをテレビCMで訴える弁護士とは違う角度から、肝臓について少し書きたいと思います。
減少している慢性ウイルス性肝炎
地方自治体の積極的な取り組みから、肝炎検査を無料で行っているところもあります。
実際にウイルス性肝炎の割合は減少傾向にある一方で、糖質カットの低価格アルコール類販売や、糖質中心の食生活などが影響してアルコール性・非アルコール性肝炎の割合は増加しています。
2023年 奈良宣言とは
安倍総理が凶弾に倒れてから1年が過ぎましたが、同じ奈良県で今年、日本肝臓学会が、血液検査の数値を指標にかかりつけ医と専門医の連携による肝臓病の早期発見と早期治療を目指す『奈良宣言』を行いました。
アルコールや薬、小麦やコーンシロップなどの摂りすぎは脂肪肝のリスクを高めるので注意したいです。特にパン食が好きな方や、炭酸飲料や麺類を多くとる方は血糖値だけでなく脂肪肝にも注意が必要です。肝臓は人体の化学工場で、要の臓器です。
肝性脳症 肝鬱 肝斑
肝機能の低下や障害から様々な問題が引き起こされます。
解毒・分解・合成・貯蔵をはじめ肝臓は様々な仕事をしていますが、この暑さから気力の低下や鬱(うつ)・認知症のような症状を引き起こす『肝性脳症』や、夏バテのような感じでやる気が無くなったり疲れが取れない『肝鬱』、紫外線の影響でシミが濃くなる『肝斑』など、肝臓の数値が悪くなる前に出てくる自覚症状や見た目の変化もあります。
最も気を付けたいのが『脂肪肝』です。肝臓に脂肪が溜まるような生活習慣で蓄積したものを薬で改善するのは不可能に近いです。やはり普段からの予防や改善習慣が大切だと思います。数値に出るころには『脂肪性肝炎』になっています。
おすすめ成分イノシトール
築野食品の米糠由来イノシトールは、脂肪肝の予防や改善が期待できる安全性の高い『myo-イノシトール』です。
2月の業界新聞にこんな記事も掲載されていました。
このイノシトールに大麦βグルカンと葉酸を配合した製品が『照天の恵』です。
脂肪肝が気になる方や、パンや麺類が好きな方などにおすすめです。