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戦争と歴史について 前半

先日、争わざるの理(ことわり)について記事を投稿しました。


平和への扉

明日8月15日は、78回目の終戦記念日です。

この日は、私たち日本国民に太平洋戦争での敗北が知らされた日になります。


原爆投下

この戦争は、昭和16年(1941)から20年(1945)まで続き、広島や長崎への原爆投下などの甚大な被害を受けて、ポツダム宣言受諾となります。

ポツダム宣言

こうして、8月15日に日本は戦争に負けた事が、天皇陛下の声で国民に告げられました。


ここでやっと平和への扉が開かれます。


海外では9月2日

調印式

アメリカの戦艦ミズーリ上で、ポツダム宣言受諾の調印式が行われたのが9月2日です。

口頭で『負けを認めた』と言う武士道のような価値観は、世界では通用しません。

口約束ではなく、契約書などの記録ありきなんですね。まあ、日本でもそれはそうなんでしょうけど。


サンフランシスコ平和条約

その後日本は、昭和27年(1956)にサンフランシスコ平和条約によって主権を回復する事になります。


戦争によって受けた傷は、大きかったかもしれません。特に、教育や産業技術、道徳など危険とみなされたものは多く失われたのでしょう。


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それでも、私たちの心の中に深く根付いている『思いやり』や『正直である』心は失われる事なく、日本の『文化』として認められているように思います。


昭和57年(1982)、私が11歳くらいの頃『戦没者を追悼し平和を祈念する日』として、8月15日が終戦記念日と閣議決定されました。


戦争終結から37年後だったんですね。



デモ

私は、政治に影響を与えるため、悪戯に戦争反対を唱える人達が好きではありません。

実は、この考え方の中に今の差別を助長し社会を悪化させた原因があると思うからです。


私は介護の勉強をしていく中で、戦争やその歴史についてもまた違った見方ができるようになってきたと思います。


大切なのは、

『相手の立場になって』


『相手がどうしたいのかを理解して』


『どう、課題を解決していくのか』


と言う事だと思います。


知覧特攻

誰も、戦争を望むことはありません。

マズローの5段階欲求を学ぶと、なぜ戦争や争いが起こるのかもわかる気がします。

当時、多くの人たちが本当に望むものは何でしょう?


世界がもっと平和に向かうためには、

誰もがわかりやすく平和の尊さや、相手に寄り添って助け合うことの大切さを伝え、実践していく事

が求められるのではないでしょうか。


後半では、ちょっと視点を変えてこの戦争について考えたいと思います。