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自然の力と人の影響

地球温暖化の原因は

私は環境団体でも、科学者でも無いので本当のところはわかりません。


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環境破壊ばかり取りざたされますが、都会にも縁はあります。

行政や民間でも緑化推進に力を入れる企業もありますし、うちの近所のマンションなど植木の手入れが行き届いているところも良く見かけます。


枯らしてしまう企業もニュースになりましたけどね。


ネットの情報というのはいい加減なもので、私のようなにわか評論家まがいの記事を書いているものもあれば、有識者の方が、理路整然と多くの情報や経験をもとに発信しているありがたいものもあります。


一番厄介なのは、専門家ぶって『私がいう事が正しい』と言わんばかりに間違った情報を流布したり、スマホでたまたま見たニュースに感化されて『私が感じた事が1番正しい』と言わんばかりに、人や社会を批判したり非難したりする人達だと思います。


先日、NHKのドキュメント番組を見てて、気になったとこがあったので、調べてみました。自然との共存を考える中で興味深いものでした。


内容は、二酸化炭素と植物の関係についてのものだったのですが、人間が出す二酸化炭素は自然界で発生するものの100 倍とか。


トンガ火山噴火

調べていると、火山活動で排出される二酸化炭素の量の話で、こんな話がありました。


昨年の一月に、トンガの火山が大噴火しました。


その時の二酸化炭素排出量が、その噴火だけでなんと100年分という記事があったんですね。


結論から言うと、本当は、人間が社会活動で排出している二酸化炭素の3日分くらいだったそうです。


この間違った『100年分』はどこからやってきたのか。

おそらく、人間が出す二酸化炭素は、火山活動の100倍と言う話が間違って伝わったのでは無いかと。


まあ、間違いを起こすことは誰にでもあります。でも、確かめもせずに、インターネットなどで広める人達がたくさんいる今の世の中では、情報の正確さや表現の仕方は特に注意が必要です。




間違いなのか意図的なのか


こんな話もありました。

三重県上げ馬神事

三重県で行われた『上げ馬神事』の話題。

これも、ネット上で様々なデマと、それを否定している情報とが飛び交っています。


何が一番の問題か。私は、『動物愛護』という価値観の曖昧さがあると思います。


神事の意味や伝統文化への理解、そして現代の価値観など、様々な視点から議論して改善すべきことを、何も知らない人達が自分の勝手な考えだけで人を非難したり、持論を展開したりします。


パソコン入力

もっと酷いのが、匿名での攻撃です。


規制も必要ですが、私はそういった人たちへの教育や理解度を上げることの方が大事だと思います。

頭ごなしに、お互いが対立したり非難しあっても、解決する事は出来ません。

以前は、私も『理解できない人達は仕方ない』と思うタイプでした。

でも、社会はそう言う人たちも含めて成り立っているわけなので、相手に理解してもらう前に、自分から歩み寄る事も大事だと思いました。


例えば、自殺防止ホットラインみたいなのもそう。本当に自殺しようとする人は掛けないと思うと、精神科にいた看護師さんが言ってました。実際携わる人たちには、『単なるアピール』にしか見えないようで。


私は実際のコールセンターにも、病院にも関わっていないのでわかりませんが、鬱や認知症を学んでいくと、『ここに掛けてきてください』はほとんど意味がない事がよくわかりました。


親の背中

こっちから出向いていかないと意味がないんですよね。こっちから、問いかけてあげないと意味がないんですよね。電話をかける勇気があれば、いじめられることなんてありません。


話しかけてほしい、気づいて欲しいと思ってる人に、

『何で言わなかったの』は、最低の対応だと思いませんか?


SNSやAIへの依存や、仕事の効率化と言う偏った発想は、今後益々人の心を蝕んで行くような気がします。


服薬補助

1人でも多くの方に、介護福祉の基本である『傾聴』や、『相手の尊厳の保持』、『人や地域とのコミュニケーション』を一緒に学び実践して欲しいと思います。