オンライン診療の見解
日経ヘルスオンラインの記事から気になる点を抜粋しました
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オンライン診療の適切な実施に関する指針
コロナ禍で、飲食店や旅行代理店、個人事業主を装った偽装、税理士や司法書士などがグルになった不正などが明るみになり、今はビッグモーターの保険不正請求の問題なども世間を騒がしています。一部医療機関によるコロナ診療やワクチン接種の水増しなどの不正も言われていましたが、このオンライン診療に関しても厳しい目が向けられているようです。
一部の悪い人のせいですべてが『悪』とみなされる社会
人のうわさには、憶測が飛び交います。できるだけ早く問題を見つけ出して規制や自制を促すことは大事です。
医者のモラルが問われる?『オンライン診療』
個人のクリニックなど、ネットでのブログ配信やSNSによる治療内容の発信に力を入れている医者もいます。私が違和感を感じるのは、浅はかな知識で漢方を語ったり、栄養学の知識に乏しいのにサプリメントを批判している人たちなど。
上記の記事にもあるように、オンライン診療の中心になっているのは、不眠症・アレルギー疾患・高血圧など。
これは、オンライン診療を5割以上とした医療機関の再診の割合です。健康保険対応で診療報酬が発生する訳ですから、具体的な診療内容も今後は明確にしていかなければいけないでしょうね。
疲労と睡眠
眠りが浅い、疲れが取れないなどの不調を訴える人が多いのは事実かもしれません。
コロナ禍でも、マスクをすることで呼吸が浅くなるとかストレスで眠れないとか不安定になる要素がたくさんありました。
今年の猛暑で、熱中症の患者は増加が不安視されています。先月の記事でも触れました、RSウイルスなどが子供さんたちに増加しています。RSウイルスの話
免疫力や体力の低下で高齢者や子供の感染症も増加傾向にあるようですね。
運動不足による代謝不良や血行不良は、睡眠の質にも影響します。
外に出なくても、体を動かして血行を良くすることは大切です。暑いから、家の中でもじっとしている必要はないわけで、リラックスできるストレッチとか、食べるものを工夫するとか、血行促進の対策はできると思います。
代謝不良による脂肪の増加を、糖質のせいにしてしまう人もいます。実際、医療機関でも問題視されているのか、ダイエット感覚での薬の服用です。
薬の知識も大事ですが、栄養と代謝の関係を自然とサイクルと捉えて、どんなバランスで何を食べ、どう行動するかなど生活習慣を見直すことの方が大切だと私は思います。
美味しいと感じながら食べられることは幸せです。『なにを食べるか』は論じられますが『どう食べるか』はあまり重要視されていませんよね。元気なときは、食べる場所や相手、味、演出、量や見た目などいろいろこだわりますよね。栄養の事なんて考えて食べてますか?
医療介護現場の現実
介護施設で、普通食が食べられなくなると『刻み食』や『ペースト食(ミキサー食)』などになります。経管栄養の人は、直接胃や腸に栄養を入れたりします。医療機関もそうだと思いますが、最優先は、栄養の摂取と誤嚥の防止ではないでしょうか。
食べなくなると良く使われるのか『メイバランス』です。栄養失調気味の高齢者に使用されている施設が多いようですね。食事は1割とか2割とかしか食べていないので、こういったドリンクタイプのものを使っていたり。
ただ、個人的にはこれで本当に回復できるのかは疑問です。
高齢者の回復力を高めるために
私は、栄養状態が悪くなった人が漢方薬で回復できるとは思っていません。
栄養状態が良くなってきたときに使用すると、『強壮』作用や『滋養』作用が働くかもしれませんが。
弱ってしまう前、すなわち『未病』の状態で漢方や薬膳は力を発揮するものではないかと。食べ物の力も大事ですが、医療的ケアという点では、不足したものを早急に補う工夫が必要です。そういう点では、栄養学は戦後日本の栄養状態回復や健康長寿に大きく貢献してきたのだと思います。
一番不足しているものって何だと思いますか?
ここまで興味を持って見ていただけた方のために、今回は答えをお伝えします。
毎回言いますが、個人的な見解なので一意見として参考にしてください。
一番不足しているのは
『食べる意欲』です。
これを回復させるには、生活習慣から食べる能力、本人の意欲を向上させることが必要になります。今後も、どんなにすごい栄養成分が見つかろうとも、身体の仕組みが解明されても、『こころ』が変わらなければ結果には繋がらないでしょう。
食べるものについ意識が偏りがちですが、『食べる事』に前向きになれる取り組みこそが、栄養状態を回復させることになるでしょう。
これを、私は介護の現場で証明していきたいと思っています。
もちろん、これだけではありません。たくさんの課題に一つ一つ取り組むことで、自分がこれまで取り組んできたことがどれだけ正しかったのか、何を改善すべきなのかなどが見えてくると思います。
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私は、アルブミン数値を見て栄養を口からとれる人には迷わず上記をお勧めします。
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製品への思いは、作り手の思いであり、使う人たちの心にその思いが響けば良さは十分に伝わると思っています。