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糖質の考え方

塩分や糖分に言及するのは

炭水化物

糖質は、炭水化物の中の食物繊維ではない方です。体内に入ると肝臓でエネルギーに作り変えられる一番の栄養素ですね。


糖質制限は、摂りすぎに対しての指導であって、ダイエットや健康意識の問題ではありませんよね。テレビや雑誌などで取り上げられると話が独り歩きしてしまうこともあります。いつも思うのは、栄養士や医師が健康に関してきちんと勉強しているわけでもないのに、サプリメントや健康法などに関していちいち干渉するのはやめた方が良い。


いろんな健康法は、一つの方法として参考にすればいいことです。


病気のリスクとして、医師が自分の見解で患者さんの病気の原因に言及するときに生活習慣や栄養などに言及されるのは良いのですが、ついでみたいに雑誌に出ているような健康法や栄養素の話をされているのはちょっと違うと思います。


塩分制限について

これに関しては、逆に健康関連の仕事の人達がわかっていない人が多いと思います。

塩分(ナトリウム)はミネラルです。

生理食塩水・電解質のように私たちの体はミネラルによって体内の酵素や細胞を元気に働かせています。


一方で、そのバランスが崩れることで様々な生理作用も起こります。

塩分を取りすぎると

高齢者や特に、老化とともにミネラルに対する反応も鈍くなっていきますから、過剰なナトリウムの排泄が遅くなったりして、血圧が上昇するとなかなか下がるまで時間がかかったりします。

これを、薬で抑えようとすると血管はナトリウムで硬くなったまま、血圧が循環しにくくなるといった悪循環になる事もあるでしょうね。


岩塩

『塩分制限をやめたら調子が良くなった』とかいうのも、一時的に体内のミネラルバランスが良くなったからかもしれません。岩塩が良いとか悪いとかいろんな考え方がネットには載っています。口で言うだけよりは残るものなのでそれなりの根拠をもって書いてあると思いますが、店頭販売などは言った言わないの話になるので高い岩塩とか売ったる場合には注意が必要ですね。


しかし、長い目で見るとやはり塩分過多は循環器への負担やリスクを上げてしまいます。


恒常性を保てる体なら良いですが、高齢になると難しいです。自分の体の状況に応じてちゃんと数値を把握している医師の指導の下気を付けましょう。


糖質制限について

私は、個人的に一過性の流行だと思っています。

糖質制限デメリット

糖質も大事な栄養ですから、不足すれば当然病気になります。最初に書いたように、糖尿病や脂質異常症のように病気によって一定期間制限されるものだと思います。

食べ過ぎ

そもそも糖質制限するようになる原因は、甘いものの摂りすぎや運動不足などの生活習慣でしょう。ダイエットと称してやることではないと私は思います。


合成甘味料と果糖ブドウ糖液糖

アスパルテーム記事

7月15日の産経新聞の記事です。個人的に合成甘味料は避けるようにしていましたが、とりあえず国が認めているものなのであまり批判はしていませんでした。

ただ、WHOの見解が出たことでまた議論になるかもしれませんね。発がん性の問題以外にも依存性や催奇形性など、過去にも議論になった成分です。


果糖ブドウ糖

また、先ほどの糖質制限にもつながる『糖質過多』の問題については、合成甘味料以外に『果糖ブドウ糖液糖(コーンシロップ)』も、砂糖の代わりとして多用されています。食品に使う場合、白砂糖と同じようにくせもなく安価で使いやすいし、『添加物』じゃないので健康志向の方にも敬遠されませんよね。白砂糖や食塩にはうるさい人も、『果糖』という言葉が入るとイメージが良いようです。表示は果糖が多ければ果糖ブドウ糖・ブドウ糖が多ければブドウ糖果糖液糖となります。


甲子園では阪神巨人戦、東京ドームでは巨人阪神戦になるように、呼び方が変わるのにはちゃんと理由があるんです。


結論から言うと、血糖値は砂糖より早く上がります。吸収が良い分、脂肪に変換される量も多いと思いますし。あくまで、摂りすぎは良くないという話です。

阪神ファンも悪乗りしすぎると良くないですね。ほどほどに。


自己責任の範囲

生活習慣や、食事を気を付けることは個々の自己責任です。

ただ、世の中の情報にはそうした健康意識を邪魔するものも沢山あります。


昨日、熱中症のニュースの中で冷たいビールをおいしく飲める場所を紹介していました。水分補給がたいせつというはなしのあとで。でも、ビールは水分補給にはなりません。


日中は外出を控えるように言われますが、おうちの中でストレッチや体操をしたりして体を動かすことは大切です。でも、家でゴロゴロしたり間食をしながらテレビを見たりゲームをしたりという方も出てくるでしょう。


対案や提案を疎かにした中途半端な情報が多いと思います。

企業は特に、ものを売ったり、視聴率や購買率を上げたりすることも大切かもしれませんが、買う人や見る人の役に立つことが大事で、目先の自分の利益ばかりを追いかけていては『社会貢献』にはなりません。


通販サプリメントなどを見ても、おそらく医療関係の方が中身の成分表示を見たら『こんな成分で大げさな!!』と思うのもわからんではないです。


ただ、そこは患者さんや利用されている人の心情も考えて発言しないといけないと思います。とにかく、まだまだ上から目線で発言する人が多い。


イヌリンとごぼう茶

ごぼう茶

ごぼう茶に含まれるイヌリン。塩分や糖分の吸収をゆるやかにするために食事とともにとっていただけるように開発されたサプリメント茶です。

鹿児島県産のごぼうを使用した粉末エキスとインド・スリランカで古くから愛飲されている『サラシア』を使ったお茶です。顆粒粉末で水やお湯にさっと溶けます。

風味づけとお腹を冷やさない工夫として、レモンとジンジャーを加えています。

ごぼう茶アルミ

大変ご好評いただいていましたが、原料や資材の高騰や販売店からのご要望もあり、原価を抑えるためにアルミ袋に個包装というパッケージ変更を一昨年より行っております。




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