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腸内環境の考えかた

小腸と大腸について

便ができるまで

介護の資格を取るためには、身体の機能や構造についても学びます。

特に、食事や排せつの介護をするにあたって、嚥下や排尿排便の仕組みを理解することはとても重要です。


血圧や脈拍、体温や血中酸素濃度などのバイタルサインとあわせて、日々観察が必要となるのが排尿や排便の変化ですね。


排せつ介助の最も大変なのは『臭い』でしょう。

上記のサイクルがスムーズであれば、腸内環境が悪化することは考えにくいのですが私たちは日々の生活習慣の中で、『腸内環境』が悪化するような習慣を持っています。

便臭は、体調や生活習慣のバロメーターでもありますね。


上の図にもあったように、大腸・小腸といっても、その部位や役割や環境は細かく分かれていますので、単に大腸・小腸という分け方では、正しい予防につながるかというと疑問です。便秘や腸内環境改善のアドバイスには、それなりの知識や経験が必要ではないかと思います。


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日々の生活におけるストレスや社会の仕組みが、腸内環境を悪くしていると言っても過言ではないかもしれません。


介護の視点でみると

ブリストル便形状スケール

排せつ介助は毎日の仕事になります。

便秘や下痢の症状には特に気を使います。

尿漏れや便失禁は、衛生的にも細心の注意が必要です。褥瘡や傷などがあるとそこから感染症や炎症がひどくなったり、抵抗力のない高齢者などは、敗血症などのリスクもあります。

寝たきり

利用者が不衛生な状態や不快な状況にある事は、介護士としては絶対に防がないといけないことです。便臭は、利用者本人だけでなく周囲にも不快感を与えますから、素早い対応が求められます。


それでも、認知症の症状が悪化したり、筋力が低下してしまうことによるADLの低下が排せつ障害のリスクを高めてしまいます。



腸内環境を変えるために

便臭がきつくなるのは、介護をされるからとか、年を取るからではありません。

腸内環境の悪化が、便臭の主な原因です。また、環境悪化の原因として生活習慣や食習慣があげられます。そのため、悪い習慣を続けていると腸内環境は悪化して、様々な病気のリスクになっていきます。

大腸の不調

企業も、様々な乳酸菌など善玉菌の研究を行っていますが、その経験値には企業によって大きな差があると思います。

その中で、大腸に特化した腸内細菌研究のパイオニアとして世界に知られているのが『森永乳業』で、その代表的な善玉菌が『ビフィズス菌BB536』です。

BB566とは BB566とは2


私は、ビフィズス菌製品の販売を始めて以来ずっと、下記の内容を説明してきました。

BB566ビフィズス菌

高齢者の病気のリスクを高めてしまう原因の一つが、腸内環境の悪化だと思います。

後で述べますが、この点もビフィズス菌による改善を提案しています。



誤解の多いサプリメント

乳酸菌とビフィズス菌

乳酸菌とビフィズス菌。広域で解釈すれば、どちらも善玉菌だし腸内細菌です。

大腸と小腸


大腸も小腸も『腸』ですからね。補足ですが水分のほとんどは小腸で吸収しています。大腸で吸収される水分は数%ほどです。でも、これによって便は固形になっていきます。大腸の中で悪玉菌が増えすぎると蠕動運動を妨げ、悪いものが大腸から侵入しやすくなります。こういったことをきちんと伝え浸透させるには時間がかかります。単純に、これ食べたら便がいっぱい出ますと言った方が楽でしょうね。


ただ、情報化社会で私たちも簡単に様々な情報を手に入れられる中、情報弱者(特にネットなどを見ることが出来ない高齢者など)が誤解するような情報発信は良くないと思います。

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これは、自己責任という逃げ道でごまかしてはいけない事です。詐欺に近いですよね。

食品メーカーも製薬会社も、これをやっているところは多いです時代錯誤なのか、意図的なのかはわかりませんが。

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そして、逆にネットなどを上手に利用して偏った情報を刷り込む手法も横行しています。ステルスマーケットなど、情報社会をうまく利用した方法も出てきました。

行き着くところは『ネット詐欺』『闇バイト』のようなものになっていくかもしれません。


研究の実績は大切

私は、ずっと森永ビフィダズヨーグルトをおすすめしています。乳酸菌やビフィズス菌を摂るだけでなく、ホエイたん白などの栄養も摂れます。


ただ、その人の腸内環境によって結果には大きな差が出てきます。


高齢者や、病気を持つ方へのサポートとして、森永乳業グループの病態栄養部門があります。『クリニコ』さんです。

クリニコ


こちらのHPより、ビフィズス菌を含む栄養の摂取によって腸内環境に様々な改善があるというデータを見つけました。


ビフィズス菌の増加

ビフィズス菌の増加

特にビフィズス菌の少ない人の群で優位に改善しています。

ビフィズス菌が多いか少ないかは、今は市販のキットなどでも簡単に調べられます。

サプリメントを買って、結果が知りたい方は調べてみたらよいかもしれませんね。


アルブミンの改善

アルブミン改善

たんぱく質・プロテインの話の中で、アルブミンについては書いてます。

アルブミンが改善しているのも、良い環境の中で栄養を取った方が結果につながるという事じゃないでしょうか。


排便回数の増加

排便回数の改善

腸内環境が改善して、善玉が優位になれば、蠕動運動も活発になると思います。

摂って、使って、出すという良い循環が、腸内環境を維持することになると思います。


ビフィズス菌BB536と乳酸菌EC-12

フェカリスLBB 店頭POP2020


森永乳業のBB536とコンビのEC-12を使った高品質のサプリメントです。

口コミで評判が広まりましたが、販売店によっては内容をきちんと理解していないところもあり、多重販売やオーバートークで商品の信用を損ねないか心配もしています。


商品へのこだわり

良い商品とは、お客様がベストの状態で利用できるようしっかりサポートやフォローが出来ている商品の事だと思います。一過性の流行で、成分を沢山入れたり珍しいものを入れたらよいわけでは無いと思ってます。