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奇跡と未来

入院

コロナ感染症から、奇跡の生還を遂げて間もなく2年になります。


自分が苦しんではじめて知ったこと

もう、だいぶ前の話だと思えるくらい身体も回復しました。世間でも、このウイルスの脅威が少しずつ忘れられようとしています。


私たちの社会では、陽となり影となりいろんな人たちのお陰で、不自由なく暮らしが成り立っています。


やってもらって当たり前ではありませんよね。

不平や不満は、やってもらって当たり前と、やってるんだから感謝してもらって当たり前がぶつかるから起こるのだと思います。


本当に目の前に困った事が起きた時、人ははじめて『当たり前の日常』がとてもありがたい事だったかと言う事に気づくのかもしれませんね。


『奇跡』は、『未来の可能性』

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友人が、広島県世羅町で撮った夜空の写真です。名前も知らない数々の星のように、夢も希望も不幸も病気も無数にあります。

その中から、人が発見した導き出した答えなんて、その中のほんの僅かじゃないでしょうか。自然って凄いですよね。


コミュ3

介護では、医療的なケアと心のケアの両方を学びます。


治すための技術と、治りたいという気持ちを起こす為の技術が、その人の力を引き出し、奇跡を起こすんだと思います。


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志半ばで逝去していった人たちもいるでしょう。大切な人を助けられなかった悔しさから、医学の道を歩みたくさんの人達を助けたお医者さんや研究者もいると思います。


認識の不足から、利用者が人としての尊厳を奪われた介護の歴史もあります。これは、医療も同じ事で、物理的な見方だけで治療する事から今では医療ケアと言う考え方が少しずつ理解されてきているのかなって思います。


コミュ2

認知症は、痴呆症やボケなどと言われ精神病と捉えられてきた時代があります。その為、世間では中核症状(大脳の障害によって起きる症状)よりもBPSD(行動心理症状)ばかりがネガティブに報道されていたように感じます。


私がこうして、健康関連の仕事を続けてきたのも、いつまでも健康でいたいと願う気持ちに少しでも応えたいと言う思いからでした。


梅肉エキス2

自分自身この歳になっても、まだまだ新しい発見や気付きは沢山あります。

優れた才能や知識を持った人達が行動を起こした事により、結果的に私の命も助かったのだと思います。


これからも、たくさんの人を病気から救える医療が、衰えや障害を抱えた人達も笑顔で過ごせる介護が、病気や衰えから身を守る予防対策が世の中に広まっていけば良いと思います。




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