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知識と経験と思いが大切な仕事

資格は、対人営業やプレゼンなどを行う時、相手がこちらを判断する材料になります。

初対面であれば、判断できる材料は限られてくるので資格は大きな判断材料ですよね。

どんな資格であれ、資格取得の為に学んだ知識が生きていれば必ず役に立つでしょう。

知識は常に情報を更新していかないと、かえって信用をなくします。学びは一生のものだと思います。コップの中の水は新鮮な方が良い。下手に資格を振りかざしても知識が伴っていないと相手からの信用は得られません。取得すれば終わりではないと思うんですね。そこからの、経験値というものが大事になるのだと思います。

経験値を評価するのは難しいと思います。それは、相手を評価する側もある程度の経験値や知識が必要になるからです。何を学び積み重ねてきたかで、その後の仕事を大きく左右して行くでしょう。良い経験とスキルを身に付けていれば、必ずそれを発揮できる時が来ると思います。

そして、最も大切なこと。

人の心を動かすものは、『思い』だと思います。そんな事わかっていると言われそうですが、この『思い』が自分にあるか無いかではなくて、相手の心に響くか否かでは無いでしょうか。

私は、健康食品を扱う仕事の中でこの『思い』を強くする事が苦手でした。

これを克服するには、自分を納得させなければいけません。相手の気持ちを理解しなければなりません。販売や心理のテクニックではなく、いかに利用する人の役に立つか。

何度も、自分が扱う商品や売り方、すすめかた、接客方法やプレゼン内容、各種サービスを自問自答しながら、納得できるものを作り上げていこうとしていました。

『売れるもの』が先か、『良いもの』が先か

自分の中での基準はシンプルに、売りたいか売りたく無いか。自分が使いたく無いものは売りたくも無いですから。

売れない理由に『物は良いんだけど』と言われることがあります。それは、紹介する側の気持ちの中に、『売る事への後ろめたさ』があるのかもしれませんね。

また、売る事だけが目的になってしまうとビジネスや商売の意味が変わってしまします。周囲から見ると、単なる押し売りや騙し売りですよね。世の中の『今売れています！』の中には、こういった見せかけの『売れるもの』も多くあると思います。

本当に良い『もの』は誰が使っても『良いもの』です。

『売れるもの』が、必ずだれにとっても『欲しいもの』や『必要なもの』とは限らないと思います。私が人にすすめるのであれば、きっと相手が喜んで使ってくれることを想像しながら紹介すると思います。

本当に良いものであれば、必要になった時に喜んで利用されるでしょう。

だからこそ、その良さを自分がちゃんと理解できるまでメーカーや製造元と打ち合わせも重ねました。

そのおかげか、自分の中での判断基準やイメージが作られるようになり、個人的な感想ですがお客様に支持される製品を提供できるようになったと思います。

時代に求められるものとは

健康や病気の予防に対する意識は、コロナ禍で高まっていると思います。しかしながら、それに水を差すような情報や、違法な健康食品販売なども後を断ちません。

これから、私の同世代は自分達の両親の介護や自分の将来についても真剣に考えないといけない段階に入ります。

病気になっても、介護をするのにもお金がかかりますし、家族に負担もかかります。

私たち自身が、正しい知識を持って健康維持増進や病気の予防対策、福祉サービスの知識を持っておく事が必要になってくるでしょう。

その為にも、健康情報、サプリメントの情報、病気や医療、介護や福祉の事をもっとよく理解して自分なりの解釈でしっかり発信していこうと思います。