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介護におけるコミュニケーション技術その3

サービスご利用の高齢者とその家族


『技術』と言う堅苦しい言い方をすると、敬遠したくなりますが、要するに相手との関係をスムーズにする方法って事ですよね。


地域包括支援

社会においても、友達関係、会社での人間関係、接客、交渉など様々にコミュニケーション技術って必要じゃ無いですか?


でも、普段私たちがとるコミュニケーションって、ほとんどが『ハンデのない人』が相手ですよね。もちろん、気難しいとか態度が横柄とか諸問題はありますけどね。


コミュニケーション障害とは

情報は目や耳から入り、脳で判断して、表情や手振りなどで反応します。その、脳や体のどこか、あるいは環境(明暗、静騒など)など何らかの支障によって伝達が適切に働かず、コミュニケーションを図る事ができない状態を言います。


話術とか関係なく、身体や環境が原因で上手く伝わらないって事ですね。


介護疲労

お互いの信頼関係が最も重要な『介護』において、コミュニケーション障害への対策はとても大切になりますね。

介護経験や知識の乏しいご家族には、ご高齢になった親の介護は大きなストレスになったりします。その多くは、コミュニケーション障害に寄与すると思います。

介護疲れの軽減


その原因が、心身機能の障害なのか、環境なのかその両方なのかは、介護する側の傾聴や観察によって情報を集め検討していきます。


心身機能の障害の場合は、視覚、聴覚、言語、四肢、精神や脳など障害の場所によってコミュニケーションの取り方も工夫しないといけませんよね。


その上で、一般的な相互理解や個人の尊厳維持と言ったコミュニケーションも必要になる訳ですね。


地域包括支援

介護される方のご家族との連携やコミュニケーションも重要になってきます。

介護とは、する側される側に関与する人たちの円滑なコミュニケーションによって成り立つものだと思います。



円滑な情報共有には、医師や看護師、介護支援専門員(ケアマネジャー)や社会福祉士などとの連携も必要になります。


連携のためには、記録を残すことも徹底されます。これは、一般企業の日報や報告書レポートなどより、実務的で必要性がわかりやすいと思います。

記録する

記録の書き方と留意点

5W1Hを活用する

文体を揃える

読みやすく、わかりやすく書く

気楽に不適切な言葉を使わない

書き間違えの訂正もルールに準ずる


など、理解した上で経験を積めば、仕事の内容に関係なく社会で通用する仕事が出来るようになると思います


特に介護職では、記録や報告・検討は大切な仕事になります。

より良い仕事をするために、しっかり経験を積んでいきましょうね。