偏りや偽りのない正しい報道がしてほしい
何故、『特養』というワードを使うのか
介護保険法が実施されて23年になります。特養は特別老人養護施設の略で、老人福祉法のもとに運営されている施設です。2つの法律がどちらも運用されているのがややこしい。介護保険法の下で運営されている特養相当の施設は指定介護老人福祉施設(現行の特養も申請して指定を受ける必要があります。)です。
しかも、こうしていまだにテレビで『特養』を連呼するから余計に混乱します。
施設の種類などについてはこちらをどうぞ
施設には希望したら順番に誰でも入れるわけでは無い。
そもそも、この指定介護老人福祉施設は介護認定で要介護3以上の方が入所する施設です。
施設にもいろんな種類がありますから、ここでなぜ『特養』だけが取り上げられ、こんな報道がされるのか良くわかりません。
問題点・論点の見えない情報
地方の過疎化による影響なのか、そうではないのかがわかりません。
利用者が減っている理由は、介護する側の人材不足なのか地域行政から地域住民への介護福祉情報の発信ができていないのかはわかりません。
単純に人口が減っているわけだから、過疎地から施設の入居者が減るのは当たり前。
介護福祉を整備できない地域に、人が残るはずがないと思います。
どちらかというと、運営能力の乏しい地方の施設にどれだけ行政や専門員が新しい情報をもってサポートしていけるのかが大切なのでは無いでしょうか。
以下後半の内容は、残念ながら全く参考にならない話でした。
何を意図して、特養の事や高齢者の減少などと言っているのかさっぱりわかりません。
テレビなど、公共電波での情報発信には責任を持ってもらいたいと思いますね。