ニーズ(住居・介護・医療ケア)によって様々な施設があります。
また、そのニーズも要介護度によって変わってきます。
それぞれの特徴を簡単にまとめてみました。
※追記
補足①介護療養型保健施設は『介護医療院』に名称変更で存続。今後は新名称の施設が作られていくと思われます。
補足②特別養護老人ホームは介護保険制度前の名称で、2000年4月以降の施設名は指定介護老人福祉施設になります。
(地域密着型は少人数で、地域にお住まいなどの制限がある場合も)
以前も書きましたが、介護は終末医療ではないです。悲観的なものではなく、老後の自立を維持するためのサポートです。
とはいえ、有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅に入るのと、特養(特別養護老人ホーム)や老健施設に行くのは違います。
衰え(フレイル)が進行すると、廃用症候群(生活不活発病)のリスクが高まります。
人は身体的な衰えだけでなく、心の衰えによってとても弱くなります
ホームや特養(介護老人福祉施設)では対応しきれなくなると、医療施設へ移ることになります。家に帰る、ホームに戻ることが目的なのですがほぼそのまま無くなる方が大半のようです。
学びながら感じたのは、高度な知識で医療に携わる方々は生死の最前線で働いておられます。人の生命を最も近くで預かる存在です。そして、介護は生命との距離こそ違うものの、病気や衰えから高齢者の生活を守る生命線で働く大切な仕事だと思います。
早い段階で一度、自分や家族の介護について考えてみるのも良いのではないでしょうか。