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老いるという学び

しーちゃん

今年18歳になるワンちゃんです。

人間のなら90歳くらいでしょうか、今はワンちゃんも長生きするようになりました。

長生きすると動物も衰えます。目が見えなくなったり、足腰が弱って介助が必要になったりするところは人間と同じですね。


桜

桜がそろそろ満開を迎えます

桜の木の樹齢は60年程だそうですが、手入れの仕方によってもっと長く咲いているものもありますし、環境によってもっと早く枯れてしまうものもあります。

綺麗な花をたくさんつけるピークは30年~40年目くらいだと言われてます。桜の花にも『働き盛り』があるんですね。そこから徐々に花の咲く数が減ってくるのでしょう。

また、病気にかかって枯れてしまうリスクも上がるのではないでしょうか。



どちらにしても、枯れない木は無いし、老いない動物はいないのではないでしょうか。


アンチエイジングは魅力的です。健康維持増進に『いつまでも若々しく』といいます。

でも、『老いる』という自然の流れを変える必要はないと僕は思います。


老いることによる気づきもあります。若い頃、元気で無理かきく時には気づかない事も沢山ありました。

それは、老いることで素直に自分を見つめなおせるようになったから気づいたのかもしれないです。『老い』を受け止め、これからの生き方をどうしていくのかが大切じゃないでしょうか。


老いることは決して悪いことじゃない。

これからの時代、高齢化が進むことで『老いの知恵』がたくさん生まれたらよいと思います。これまでの生き方や社会を振り返り、後世に『万人に通じる老いの知恵』を伝えたいですね。


老いも成長であり、生きている証拠。

元気な時の心得、衰えてきたときの対策、病気になった時の心構えなど経験して初めてわかることがあります。そして、これをいかに予防や対策につなげられるか。

衰えやすいものや、補えないものは大事にしないといけません。健康づくりにも優先順位があると思います。


TOK企画の役目は、そうした情報をわかりやすく発信していくことだと思います。