安くておいしいお店には行列ができますね。人が集まるところにはそれなりの理由があると思います。
物を買う時に『高い』と感じるか『安い』と感じるかは、個々の価値観や相場だと思いますが、判断が難しいものも多いと思います。ネット上にも『価値観』でつけられた価格と『相場』で表示された価格がのってます。
使ってみないとその値打ちがわからないものもあると思うし、提供する場所や特典などの付加価値によっても『高い』『安い』の判断は変わってきます。
買う側ではなく、作る側はその『高い』『安い』をどう受け止めているのでしょうか。
最近良く感じるのは、買う側の気持ちよりも作る側の都合が優先されているように思います。原料価格の高騰、人件費の上昇、消費税アップなどなど。
ビジネスは、お客様の要望に応える対価なので作る側の都合は、お客様には関係のないことですよね。これは、商品を買う人と売る人の問題だけではないですけど。
高くなるのは、買いにくくなる使いにくくなる最大の要因ですだと僕は思います。
『欲しかったら高くても買う』人と『高いから我慢する』人とどちらが多いでしょう。
これまで付加価値を売ることばかりを考えてきました。今、お客様が求めているのは、『付加価値』じゃなくて『本当の値打ち』なのだと気づきました。
付加価値は、マンネリ防止や満足度を上げてもらうためのオマケだと思っています。
もう一つ懸念しているのは、『品質を落として価格を維持する』という考え方。
最初から、質が落ちているとわかるものなら良いですが、付加価値を強調して本来の質を落としていることをごまかすのは良くないと思います。
『量が減った』は、わかりやすいですが、『質を落とした』はわかりにくいです。
買えるもの、買いたいものを売ることに変えないといけないと思います。
『自分が買える価格のサプリメントを売りたい』というご要望をいただきました。
自分が欲しいと思わないものが売れるはずは無い。『なぜ、欲しいと思わないのか』を自問自答するとわかります。
この20年で『価値あるサプリメント』を探してきたつもりです。
一人でも多くの方に、その価値を感じてもらえるよう引き続き発信していきます。