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食の問題

食糧安全保障

食糧安全保障
食料・農業・農村基本法の改正案か国会で可決されたという話です。
行政の方針などを見ていつも思うのは、具体性に乏しく抽象的すぎて何がやりたいのかさっぱりわからない事が多いという事です。
そうしている間に、農業をやる人が減り、住まいの近所で食料品を販売するお店もなくなっているという問題が大きくなってきています。
農業  買い物難民

農業政策
方向性なんて悠長なことを言っている場合ではありません。50代以下の農業従事者は2割。
看護や介護とは違い、農政は国の予算にしがみついて地域有権者の顔色をうかがうだけで根本的な問題に耳を傾けてこなかった結果、国の『農業』そのものが危機に陥ってしまったという事じゃないでしょうか。

法改正と新法案
ウクライナ情勢で世界的に食糧問題がクローズアップするまで、こんな事にも着手してなかった日本の行政に驚きを感じます。食に関する輸入や輸出戦略も本来は民間と協力して行政主導で体制を作ってきていれば今の日本の農業の『産業』としての価値も変わっていたかもしれません。


日本の農業

現場を知らない
農業に限らずですが、『現場を知らず』という人たちが問題を放置します。
現場以外の諸事情を優先したがるからです。そんな人たちが、本当に世の中のためになる事をやっているのでしょうか?

私は、リーダーと言うのは現場が一目を置き、代表してものを言える人だと思っています。
また、困った時に一緒になって行動できる人だと思います。
適材適所とか、それぞれの役割とか言いますが、1から10まで現場の人と同じことが出来なければいけない訳ではありません。

シニア現役  シニア現役看護
体力的なものや技術的なものは衰える事も変わっていく事もあります。それでも現場を知っている人の強みは、『手伝えること』『サポートできること』がわかっているところです。現場を知らない人にはこれが出来ません。また、現場の中でもサポートできる人できない人がいますよね。普段からの仕事への取り組み方や、職場の環境によって差はあると思います。


未来の日本

少子化や高齢化という言葉だけが独り歩きしています。

誰だって歳はとるし、出来る事も変わっていきます。歳をとるから何もできなくなるのではなくそれまでの経験は、大いに役立つはずです。
今は、少子化が進み若い人口が少なくなっていますが、いずれまた増加に転じると思います。
自然界でも、人間が余計な事さえしなければ個体数が回復する動物や植物も数多く存在します。人間だって余計な事さえしなければ増加するでしょう。

ru-ru
余計なこととは何か?人間か勝手に作るルールです。
勝手に作ったルールに基づき行った結果が、人類や自然環境に悪い影響を与えていることは多くあります。カネやモノへの執着、思想や言語などの違いによる対立、名誉や階級などへの固執など、余計なものはたくさんあると思いませんか?
つばめ    ビーバー
『住みやすく』するために工夫することは良いでしょう。でも、今まであった環境やバランスを壊してしまう事は、かえって私たちの社会を住みにくいものにしてしまうかもしれません。

自然と共存しながら、豊かな毎日を過ごすためにはどうしたらよいか。

みんなで知恵を出し合ってより良い社会を作っていきたいですね。



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