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世界水の日

水の大切さは
清流
毎年3月22日は「世界水の日」です。
世界水の日とは国際連合が、水の重要性を認識し、水資源の持続可能な利用と管理についての意識を高めることを目的として定められました。
泥水
お水は生命にとって不可欠な資源であり、持続可能な開発のためには清潔な水へのアクセスが必要です。
世界には、今も生活水を利用できず、そのために教育や就労の機会を得られなかったり、汚水で命を落としたりしている人々が多くいます。

また、気候変動による異常気象により、水不足や水源汚染のリスクは年々高まっているのが現状です。その解決のため、様々な取り組みがされていますが、普及活動をさらに広めるためにも「世界水の日」には意義があると思います。

使えるお水は約0.01%

地球
地球の表面は3分の2をお水で覆われ、その水量は14億㎦といわれています。しかし、その多くは海水です。淡水は、地球全体のお水のうち2.5%程度に過ぎません。

氷河
その多くは、南極・北極地域の氷や氷河で、河川や湖沼、地下水等「お水」として機能する淡水量は地球全体のお水のうち、わずか0.8%ほどしかありません。
コップの水
また、人間がそのままの状態で利用できるお水は、約0.01%(10万㎦)に限られています。

気候変動による影響

水害
気候変動による異常気象と水量の減少も、大きな課題のひとつです。
2014年に政府もここ数十年の気候変動が、全大陸と海洋の生物を含めた自然や人間システムに大きな影響を与えることを公表しました。

澄んだ海

水資源として利用できるお水の量は降水量の変動で常に変化し、地球温暖化による異常気象は、お水の利用可能量に大きく影響するのです。

世界各国の水紛争やごみの問題

水紛争
水不足が紛争に発展するケースや紛争で水資源が損なわれる場合があります。
現在、水紛争は世界各国で多発しています。水紛争の原因の多くは、人口増加や異常気象による水不足です。井戸水をめぐる対立や汚染・不十分な水道整備へのデモ・国同士の使用権等、争いが絶えません。
また、海や川へのゴミの投棄なども深刻な問題です。
汚れた海岸

海の中
世界には、日本のようにお水を使えない国も多く、施設の整備や水不足の解消が急がれています。
飲料水
お水は、けっして無尽蔵な資源ではなく限りのあるものです。

私たちひとりひとりが地球環境に対して意識を持って、協力していかなければなりませんね。



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