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トラジェクトリーカーブ

三月も終わりを迎えました。このブログでの発信を始めてから一年が経ちました。

桜
いつか振り返った時に、自分にとって貴重な財産になるように、しっかり学びながら多くの情報を残していきたいと思います。
財産にはいろんなものがありますが、金品や土地などはあの世に持っていくことが出来ません。
日本の未来を担う人たちのために、『遺贈寄附』というものがあるようです。

遺贈寄付とは

落ち葉
「私の財産の一部を自治体に遺贈する」などと遺言に書いて、死後にその遺志が実現されることを「遺贈寄付」といいます。公益団体や地方自治体、学校法人やNPOなど遺贈先も様々です。
財産
財産もいろいろありますが、不動産とか印税とかはややこしそうですね。
最近自分自身も、生前整理は必要だと感じるようになってきました。財産はありませんけど。

トラジェクトリーカーブ

介護について学び始めたのが約一年前です。今は介護福祉士実務者研修と言う資格を持って介護の現場にいます。これまでの健康分野での経験や知識が活用できるように学びの日々です。

高齢者施設において、最も勉強になるのが心身の状態変化です。様々な衰えが病気や怪我などを要因にして進行している方々がいらっしゃいます。そうした利用者さんと接していく日々の経験や、看護師さんや介護士さん、その他の専門職と話していると、知らなかったことが沢山出てきます。その中の一つか『トラジェクトリーカーブ』です。

徐々に衰えながらも

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介護される利用者さんの心身の状態は、急変することがあります。

TC(トラジェクトリーカーブ)とは、、病気の自然経過を図式化したものです。時間の経過によって、日常生活機能がどのように低下していくかがわかります。

同じような生活をしているようでも、日々変化はあるものです。食べるものも毎日違えば、面会があったり外出(家族との買い物などの外出や、医療機関への通院など)、入浴の日やレクレーションがある日など、毎日が全く同じ予定ではありません。
私たちも、ちょっとしたことがきっかけで体調を悪くすることがあります。生活環境の変化でリズムが崩れたり季節によるもの(暑さ・寒さや黄砂や花粉・乾燥や湿気)などもありますよね。
リロケーションダメージの時に書きましたが災害などで避難生活になったりすればもっと大変です。


周囲の反応

高齢者の状態急変に関しては、病院でも介護施設でも起こりえる事です。ただ、『医療事故』とか『虐待』とかを必ず疑われます。おそらく自分が利用者側の家族だったら同じように疑うかもしれません。でも、経験や知識がある人であれば一方的に病院や施設が悪いとは考えないでしょう。

トラジェクトリーカーブを理解していれば、急変や回復はあって当たり前だとわかると思います。
ところが、それを知らない人がむやみに騒いだり、周りも便乗して間違った情報や不確かな情報を発信すると医療や介護の現場への負担も大きくなってしまうのかもしれません。

もちろん、実際に医療ミスや施設での虐待のような行為もまだあるかもしれません。こうしたものを無くしていくためにも正しい情報の発信が大事だと思います。



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