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間質性肺炎とは

八代亜紀さん

八代亜紀
12月末に歌手の八代亜紀さんがお亡くなりになりました。
私も仕事で行ったことがあります熊本県八代市のご出身だそうです。
熊本
半導体企業の進出で、好景気の熊本ですが、もともと水が綺麗な街というイメージがあります。水前寺公園や熊本城、阿蘇山など観光にも良く、熊本ラーメンに馬刺し、銘菓陣太鼓や武者返しなど食べるものも美味しいものがたくさんあります。

間質性肺炎とは

八代亜紀さんの死因でもある『間質性肺炎』ですが、過去に肺の記事で書いたことがあります。菌やウイルスが引き起こす肺炎とは少し状況が違います。

間質性肺炎
間質性肺炎は肺が硬くなることで咳や息苦しさが生じる病気です。原因によってさまざまな種類があり、なかには治療法がなく、悪化すると命に関わるものもあります。
間質性肺炎は、肺が炎症・損傷と修復を長年繰り返すことで、膨らみづらくなってしまう病気です。一方、通常の肺炎は炎症が起こり膿(うみ)がたまった状態で、肺胞の壁にも炎症は及びますが、中にたまった膿が完全に体の外に出せれば後遺症を残さず回復します。

粉塵
原因は
・職業によるもの 粉塵やカビ、化学物質などを吸い込みやすい環境で起こります。
・病気の治療の副作用 放射線治療による放射線肺、薬などによる薬剤性肺障害があります。
・全員性の病気によるもの 関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどの膠原病によるものがあります。
・原因不明 原因が不明の間質性肺炎を特発性間質性肺炎といいます。間質性肺炎で最も多くみられ、難病法の指定難病となっています。生存年数が5年未満と言う重篤なものもあります。

肺を大事に

肺の疾患に関しては、徐々に治療法も確立しているようですが治療が難しいものがほとんどです。
加齢とともに、そのリスクは大きくなります。筋肉の減少や、呼吸器の萎縮などによってこれまで衰えていた呼吸器の機能が一気に低下してしまう事もあります。
コロナやインフルエンザによってそれが命を奪う事にもなりかねません。

歌丸 つける酸素
病気になるまでは気づきませんが、息苦しいという事は大きくQRLを低下させてしまいます。やはり、禁煙がもっともすすめられる肺疾患の予防法かもしれません。
タバコの煙 COPDの肺
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は主にタバコなどの有害物質を長年吸い込み続けることで、肺に炎症を起こす病気です。自ら肺を早く老化させ、間質性肺炎のリスクを高めている行動になります。

コロナ後遺症

自覚症状がある場合、無い場合もあります。何かの病気をきっかけに症状が再発したり悪化するリスクもあります。普段から注意が必要ですね。
コロナ後遺症

私も、コロナをきっかけに禁煙することになりました。罹患する数年前に、電子タバコに変えていましたが、もし紙巻タバコを常用していたら助かっていなかったかもしれません

もし、もっと早く禁煙していれば入院するほど悪化していなかったかもしれません。結果的に私は助かったので、今後は肺に負担をかけないようにしたいと思っています。



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