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プロポリス

プロポリスとは

介護福祉士だった母が、圧迫骨折で入院しています。もう80歳も過ぎていますしこれまでの介護の仕事は本当に過酷だったようですのでその反動もあるのかもしれません。

そんな母が、知人から『プロポリスを飲んだらよい』と聞いたらしく私のところへ電話がありました。

サプリメントでは有名な『プロポリス』ですが、一般的な認知度はそんなに高くないと思います。

プロポリス塊
簡単に説明すると、プロポリスはミツバチが樹液や植物から集めた成分からつくる『樹脂製混合物』です。『蜜ヤニ』とも言われるようで、松ヤニのようにカチカチに固まります。
同じミツバチが作るものでも、はちみつやローヤルゼリーとは少し異なります。そのまま食べるような感じではないですね。

ミツバチコロニー
プロポリスは、ミツバチが集めてくる植物で作られるため、起源となる植物によって黒褐色、暗緑色、赤褐色のものなど様々な種類があります。近年の研究により、産地や起源植物によって特有成分が大きく異なることが明らかになっています。また、プロポリスを人為的に作る事は出来ません。

ミツバチ スズメバチ
ミツバチさんはすごいですね。ちなみに日本ミツバチやスズメバチなどはプロポリスを作りません。

ミツバチの巣
これまで、プロポリスは巣を雨風や寒さから守るために作っていると考えられてきましたが、近年の研究で、プロポリスのいろんな働きが報告されています。
・巣の構造強度の補強
・巣の内部への振動の軽減
・入口を塞ぐことによる巣の防御力の向上
・巣への病気や寄生者の侵入の阻止、真菌や微生物の成長の阻害(殺菌や抗菌)
・巣内での腐敗の防止

ハチは通常廃棄物を巣の外に捨てますが、小さなトカゲやネズミが巣内に侵入し、巣内で死んだとすると、運んで外へ捨てることは不可能です。
このような場合、ハチは死骸をプロポリス内に閉じ込めることで、ミイラ化させ、無臭、無害とすることを試みるようです。

ミイラ
このことから、エジプトではミイラにプロポリスを塗っていたという話もあります。古代ローマでは「天然の抗生物質」として用いられ、東ヨーロッパでも伝統的に薬用に用いられてきたようです。

サプリメントとして

プロポリスは健康食品(サプリメント)などでの利用が拡大し続けてます。
抗菌・抗ウイルス・抗炎症・抗腫瘍作用等を期待した病気予防・治療目的での服用が行われている[1ほか、臨床医により治療の補助(補剤)として用いられた臨床例も多数報告され、出版もされています。

画像
日本では、1991年9月の「第50回日本癌学会総会」でブラジル産プロポリスに抗腫瘍活性(腫瘍細胞が活発に増殖するのを抑えたり、腫瘍細胞を死滅させたりする働き)をもった物質が含まれていることが発表され、研究が急速に進展した。その後も、林原生物化学研究所がプロポリスのエタノール抽出物からマクロファージ活性・抗菌性などの効果を発見するなど、研究が盛んに行われるようになりました。
位置づけとしては『治療の補助的なもの』ですが、プロポリスマーケットの規模は2021年には約6億ドルで、2030年までに約10億ドルまで成長すると予想されています。

一方で、『サプリメント』のブームにのってイメージ販売や誇大広告も氾濫しているのが現状です。特に、高品質や希少性・医師のお墨付きなどをうたい高額で癌などの病気の人に売りつける事も問題になっています。

ブラジルはプロポリスの生産量が多く、高品質のプロポリスも有名です。

母にプロポリスを送るために、品質がよく比較的買い求めやすいプロポリスがありました。
ブラジル産で原料供給元もはっきりしている信頼できる製品です。
今後、こうした製品もご案内できればと思っています。



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