器の大きさ

良い人材とは

大谷翔平選手が、ドジャースへの移籍を決めました。
世界にはばたく若者の成功を称賛する一方で、政治家の裏金問題が新聞の一面を飾るという皮肉さ。メジャーリーグがプロ野球選手を目指す人たちの頂点にあるように、この国を担う最高機関である政府の大臣がこんな状態なのはさびしい限りです。

私は政治家を目指すつもりはありません。プロ野球選手も目指しません。でも、どちらも日本の未来のために応援していきたい気持ちはあります。
自分にできない事に挑戦している人たちをリスペクトする気持ちは大切ではないでしょうか？
単なるうわさに惑わされず、本人たちの行動や結果からどんな人を応援していくか決めたいですよね。陰で努力をしている人は必ずいつか日の目を見るものだと思います。

大谷選手も、花巻東で甲子園に出たときは普通の注目選手でした。当時は、他にも注目選手はたくさんいて阪神の藤浪晋太郎選手などは一年目から大活躍でした。

大谷選手も注目されてましたが、ドジャースからの誘いを断り、日ハムに入団。二刀流は話題になりましたが当時の評価は『最終的に投手か野手かどちらかになる』という見立てが大半でした。
誰もなしえなかった事を、ぶれることなくここまでこれた大谷選手の器の大きさはすごいと思います。

人を見る目

大谷選手は人を見る目も長けているのかなと思います。自分の目標を達成するには、周囲の協力が無いとなしえません。そして、人は必ず誰かの影響を受けます。良い出会いを呼び込むのはやはり本人の強い意思じゃないでしょうか

節目節目に様々な出会いがあるでしょう。でも、そこに『気づき』を持てるかどうかは本人次第でしょう。教える側も、教わる側も同じ方向を向けることが成長につながるのだと思います。
強い思いは、人の心も動かします。教える事も教わる事も学びであり成長です。

プロ野球に限らず、人材不足が起こる原因は、教える環境や教わる環境がその職種や現場に少ないからかもしれません。それは、時代の変化による意識の違いもあるかもしれませんが、最大の原因は企業や社会が『時代に沿った成長をしていなかった』からだと思います。
プロ野球で言えば、名監督・名コーチは選手とともに作られるということです。選手を取り巻く環境は変わっています。だから指導者も変わらないといけません。どちらも真剣勝負です。
目標は、好成績を残しチームを優勝させることでしょう。達成するには、成長を続けるしかありません。

どこかで、妥協や油断が出るとすぐに落ちてしまう世界ですから大変でしょう。

ただ、これはどんな仕事にも言えます。私も自分のやりたいことに誇りを持って進めていきたいと思いました。
大谷選手のような年棒は稼げなくても、同じくらい価値のある仕事をできるように日々邁進していこうと思います。

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