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昭和と言う時代
私は昭和のやや後半の48年生まれです。社会人になった時はすでに平成でした。
でも、社会で働くのはほとんどが、昭和の世代でしたから今日までの社会の変化は本当に早く、変化に富んでいたと感じます。
カラオケボックスなどが全盛期の頃で、ボーリングやビリヤードなども流行っていました。
当時は、カラオケボックスなどでお酒を飲むことが多かったので、『スナック』とか聞くと古臭いイメージがありました。でも、当時当たり前に利用していたものは『昭和レトロ』とか言われるようになってます。喫茶店も食堂も、今はカフェやフードコートなどに変わっていますよね。
大人の社交場として
若い人たちが、会社の飲み会を敬遠するようになったのは社員旅行や社内行事をやらない会社が増えたこともあると思います。平成のバブル崩壊以降、華やかな社交の機会が減っていきます。
ネットの普及によって、新たなコミュニティが生まれたことも追い打ちをかけたかもしれませんね。
私は、お酒を飲む接待を受けることがしばしばありました。今思えば、すごく良い経験だったと思います。ただ、当時はあまり好んで飲みに行くことはありませんでした。
それは、大人の社交場での立ち振る舞いなどを良くわかっていなかったからかもしれません。
最初は『よそもの』でも、その人の立ち振る舞いによってすぐにその場になじめるのだと思います。その立ち振る舞いこそが『人の器』なのかもしれませんね。
カネ払いが良いとか、歌がうまいとか、話がうまいとかそれはそれで良いでしょうが、この場所に求めてこられるものは『居心地の良さ』だったのだと思います。
時代の変化
肌で感じることなく、パソコンや携帯の画面とだけ向き合っていると対人関係に対する免疫ができないように私は感じます。世の中には、自分の思うようにならない事がたくさんあります。
人間関係で悩む方もいるかもしれません。多くの人と話しましょう。きっと答えが早く出るでしょう。自分に都合の良い答えばかりを探して、人の話を聞かなくなると成長が止まります。いろんな人と話していくうちに自分を成長させてくれる人や言葉が見つかる。私はそう思いました。
臨場感のある場所
夜の飲み屋さんに行く人は減っているようです。若い人がいかないと言われますが、若くない人もお金が無いから行きません(笑)
私が聞いた範囲で、行かなくなった理由として
お金が無い・楽しさがわからない・お酒が好きじゃないってのが多いです。確かに経済的にも時間にも余裕がなさそうな人もいます。人づきあいが嫌いな人は、一緒に食事に誘うのさえ嫌がったりします。そんな人に『社交場』は必要ないのでしょうか?
人と話すことが好きな人は、お酒なんか飲めなくても一緒に飲み屋さんにいったりしますね。
スナックがまたブームになっているようです。お酒を飲む場所と言うよりは、人の集う場所という意味合いが強いようです。ネット飲み会より、実際に会って話したいという事なのでしょうか。中年層以上に人気だそうですが、若い世代の方も来られるようです。
ネットの良し悪し
知識を高めることは大切です。でも、その知識は何のために使うのでしょう?
私は、『社会生活での実践』だと思います。社内の人と飲みに行けば仕事中にはできない話ができるかもしれません。それによって新たな発見があったり、職場が円滑になるかもしれませんよね。自分の成長になります。
飲みに行けば、様々な業種の人やいろんな年代の人と話ができるかもしれません。
もし、自分の職場の人間関係などで悩んでいるのなら注意して見てほしいのが、マスターやママさんの仕事です。居心地の良いお店では、お客様同士を上手に円滑にまとめています。
言葉の言い回しや空気の作り方が上手です。これは、私たちの職場でも大切なことではないでしょうか。
お客様やスタッフをいかにまとめ、雰囲気を良くするのか新しいスタッフも働きやすい環境を作るのは職場のリーダーや組織の長の仕事ですね。