不調の原因は
原因を取り除くことは大切です。
風邪は万病のもとと言われますが、風邪の症状だけでなく、不調に伴うQOLの低下によって、様々な病気を引き起こすリスクが高まります。私達も、調子が悪い時には何もしたくなくなったりしますよね。
高齢者の場合、便秘や褥瘡、筋肉の拘縮などが起きやすくなります。
動かない、動けないと言うのは私達動物にとっては、大きなストレスです。
年齢とともに衰えるのは自然な事なのですが、不調が続けば衰えも加速していきます。
コロナの経験
自身のコロナ経験から言うと、熱が続いたり咳が続くと『食欲』が圧倒的になくなりました。
これまで、『栄養をしっかり取って元気になる』ことを意識してきましたが、その意識がほとんど『睡眠』に傾いてしまいます。
さらに、動かない事と味がわからない事によって『食べたい』という意欲も低下していきました。これは、『何となく』そう感じたのではなく、あきらかに『食べる意欲』が無くなっていると実感しました。
結果的に、緊急搬送されて回復してからやっと食べる事が出来るようになりました。
食べる意欲が向上すると、回復も早まりました。
この時私は、人が持つ『意欲』の大切を改めて感じたように思います。
食欲は大事
意欲の中でも、特に大事にしたいのが『食欲』です。
どんな生き物でも、栄養を取る事は大切です。
老いてくると、身体機能だけでなく自然に食べる能力も衰えていきます。
食べる力が無くなると、たべる意欲もなくなってくるわけですね。食欲についてはまた詳しく書きたいと思います。
便秘とストレス
意欲低下を引き起こす原因の一つに『便秘』もあります。
便秘になると、肌が荒れたりかゆくなる人や、不穏になる高齢者も施設には多くいらっしゃいます。また、パーキンソン病の方には便秘の人が多いようで、定期的に便秘の薬を処方されたりします。
便秘の原因は、筋力の衰えや腸内細菌のバランス、水分不足やストレスなどいろいろ言われますが、原因を見つけて改善する事と並行して、早く排便を促すことが必要になってきます。
『出す』ことで、ストレスの解消になるからです。
便と同じく、心に溜めた不満や不安も早く『出す』ことをおすすめします。
ストレスの解消法についてもうひとつお勧めしたいのが『睡眠』です。
睡眠は心の薬
睡眠の質を高めるためには、ストレス解消になる『自分に合った方法』を見つけ出す事が大切です。私も、いろいろ試していますが疲労の度合いやストレスの種類によって、『解消法』も一つではないようです。
いくつかの方法をうまく組み合わせて、『リラックスできる状態』を作っていきましょう。質の良い眠りは、心身の回復に大きく役立ちます。
大切なのは、自分が本当にリラックスできて翌朝気持ちよく起きられるか否かです。
自分の感覚を信じましょう。
ネットの情報では、ネガティブなものは避けます。『この方法はダメ』とか、注意をひこうとして根拠のない情報を平気で掲載しているサイトが多いです。
最終的に何かを販売したり、アクセスを稼ぐためにやっているので注意しましょうね。
過去にも何度かおすすめしているのが、大麦の発酵物から作った天然のギャバと言う成分です。高濃度で効率よく体内に届けらるるため、睡眠サポートやストレス解消のサポート成分として注目されています。
医薬品にも『ガンマロン』という薬で使われている『γアミノ酪酸』と言う成分で、サプリメントなどで使用する際には『GABA(ギャバ)』 という栄養成分表記になります。
データ的にも信用度が高く、昨今では高血圧の予防対策でも優れた働きをすることが確認されています。
不調の種は、睡眠や穏やかなこころを妨げてしまう環境がもたらすと思います。
早く悪い芽を摘むためにも、良い睡眠やリラックスしたやすらぎ状態を心掛けたいですね。